1962年生まれ。社会学。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。
https://www.wnp7.waseda.jp/Rdb/app/ip/ipi0211.html?lang_kbn=0&kensaku_no=4134
(最終更新:2009年3月31日)
[論考]
...──「根源的な財としての土地」については、若林幹夫「都市の全域性をめぐって(下)──共異体=... ...「場を占めぬもの(the atopical)」については、若林幹夫「都市の全域性をめぐって(上)──空間と『...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.211-222
[都市の全域性をめぐって(上)]
...住み込むことなのである。この点については、若林幹夫「住居──社会的媒体としての」(『10+1』No. 5... ...、一五四頁。 ★一四──このことについては、若林幹夫「都市空間と社会形態──熱い空間と冷たい空...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.246-254
[批評]
...、一九七八年)、一二九─一三三頁。 ★五──若林幹夫『地図の想像力』(講談社選書メチエ、一九九... ...同様のことは指摘できる。この点については、若林幹夫『熱い都市 冷たい都市』(弘文堂、一九九二...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.196-206
[都市/テクスト]
...日本型都市ではなく』(明石書店、1995)6──若林幹夫『都市のアレゴリー』(INAX出版、1999) 7──奥... ...学のフロンティア』全3巻(日本評論社、1992) 若林幹夫『熱い都市 冷たい都市』(弘文堂、1992) 町村...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.110-111
[政治の空間学 1]
...含意はここで述べたほど単純なものではない。若林幹夫の次のような議論を参照。「古典的なマルクス... ...ィの理論』(東京大学出版会、二〇〇二)。 ・若林幹夫『地図の想像力』(講談社選書メチエ、一九九...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.205-213
[論考]
1 景観の現在 「景観」という言葉が、そしてその言葉によって名指される何かが、今日、私たちの日常生活のなかに、共通の問題の場(トポス)のようなものとして浸透し...、五十嵐太郎「日本橋と首都高」(吉見俊哉+若林幹夫編著『東京スタディーズ』紀伊國屋書店、二〇...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.126-135
[都市の全域性をめぐって(下)]
1 都市の〈起源〉 ピレンヌがそれを「解放」と呼んだように、ヨーロッパ中世の都市は、当時のヨーロッパを覆っていた封建的な社会関係から解放された「自由」の空間とし..., Penguin Books)註 ★一──このことについては、若林幹夫『熱い都市 冷たい都市』(弘文堂、一九九二...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.231-242
[対談]
湾岸の風景 若林──今日のテーマは、いま都市あるいは東京を語るとはどういうことか、さらにはまた東京をどのように語ることが可能なのか──言い方を換えれば、「東京論...係で考えるべきだということです。 内田隆三氏若林幹夫氏空地と空隙の意味するもの 内田──宙ぶらり...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.62-79
[論考]
...った言葉からの語り口を用意した。そもそも、若林幹夫が言うように、八〇年代という限定的な状況を... ...南伸坊編、前掲書、一三─一四頁。 ★三三──若林幹夫「速度、あるいは、東京論の無意識へ」(『都...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.108-119
[論考]
...題にシフトしうることならば辛うじてわかる。若林幹夫は、この「ストリップ」[図3・4]を(モダニズ... ...ヴェンチューリ、前掲書、八九頁。 ★一六──若林幹夫『都市のアレゴリー』(INAX出版、一九九九)二...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.132-141
[論考]
...図と実体験との乖離に由来しているのである。 若林幹夫氏は、地図が現実の空間そのものではなく、「... ...と他者を位置づけようとする営みなのである。 若林幹夫『地図の想像力』(講談社、一九九五) 地理...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.54-57
[政治の空間学 4]
1 下北沢で起こっていること すでにご存じの方も多いと思うが、現在東京の世田谷区にある下北沢という街が「存亡の危機」に直面している。 下北沢といえば、新宿へと通...に位置するものと考えられなくてはならない。若林幹夫は次のようにいう。 ディズニーランドのように...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.284-290
[映像のトポス 1]
映画、都市、ベンヤミン 映画と都市の関係を探究することがモダニティの理解にとって有効な戦略であろうということ、これは、ベンヤミンが晩年にその萌芽を示しながら自分...関係の広がりとしての様相を呈しはじめる」。若林幹夫『熱い都市 冷たい都市』(弘文堂、一九九二...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.33-44
[地上にて 2]
「悪い景観」 いささか旧聞に属するし、ご存じの方も多いとは思うのだが、「美しい景観を創る会」というウェブサイトが話題を呼んだことがあった★一。サイトを開設・運営...参考文献 ●松原隆一郎+荒山正彦+佐藤健二+若林幹夫+安彦一恵『〈景観〉を再考する』(青弓社、...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.167-179
[論考]
1 境界と領域 よく知られているように、クロード・レヴィ=ストロースは『悲しき熱帯』や『構造人類学』のなかで、南米のボロロ族をはじめとするいくつかの部族社会の村落空間の構造と社会の構造の関係を分析している★一。それらの分析を通じて示される村落空間の構造と社会の構造の関係は、次の言葉にほぼ集約されている。 ところで、社...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.142-150
[論考]
I 現実としての模像 集合住宅の一大展示場である多摩ニュータウンのなかで、もっとも人目をひく場所の一つは、京王堀之内駅前の斜面に並んだ一群の住宅団地である。「ライブ長池」という名の全体計画に基づいて一九九○年に「街開き」が行なわれたというこの地域に立ち並ぶ、エミネンス長池、コリナス長池、コープタウン長池、ヴェルデ秋葉...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.116-123
[論考]
I「住むこと」のメディア 人間にとって住居とは何か。そして、現在の私たちにとって、住居とは何なのか。 人間の住居の起源あるいは本質は、雨風をしのぎ、外敵から身を守るための隠れ家=シェルターにしばしば求められる。だが、石毛直道も指摘しているように、シェルターとしての機能は人間の住居の必要条件ではあっても、それを動物の巣等...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.56-66
[建築を拓くメディア]
森川嘉一郎は『趣都の誕生──萌える都市アキハバラ』(幻冬社、二〇〇三)で、未来の都市の景観を予想しようとする時、一九七〇年代までならば、建築家がつくる建築作品の動向を見ていればよかったと述べている。建築家たちの間の流行を組織設計事務所が取り入れ、さらにそれを建設会社の設計部が取り入れるから、都市には一昔前の建築家の作品...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.132-133
[論考]
昨年一〇月に、職場が北千住に移転した。移転先は旧千寿小学校跡地である。少子化にともなって統廃合された小学校の校舎を改装して、足立区から東京藝術大学が借り受けたの...ことは記しておくべきかもしれない。 ★二──若林幹夫『郊外の社会学│現代を生きる形』(ちくま新...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.85-92
[鼎談]
リバタリアニズムと不可視のマンハッタン・グリッド 柄沢祐輔──まず始めに討議の前提を少し話してから本題にスライドさせていきたいと思いますが、二〇〇一年以降、東京...や都市計画に影響していることがわかります。若林幹夫さんの『地図の想像力』(講談社選書メチエ、...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.62-75
[対談]
多木…神戸の地震についてはすでに多くの言説が飛び交いました。しかし今日はもう少し違った方向で考察できないだろうか。これまでの言説では語られていないものがありはし...」というような。僕はそれからしばらくして、若林幹夫君と一緒に三田のワシントン村へ行って、ひと...
『10+1』 No.04 (ダブルバインド・シティ──コミュニティを超えて ) | pp.204-227
[座談会]
多木──今日は「ニュー・ジオグラフィ」ないしは「ヌーヴェル・ジオグラフィ」──いずれ「新しい地理学」と呼ばれているものも、やがて「ニュー」や「ヌーヴェル」という...に乗っているなんてことは考えない。しかし、若林幹夫さんも『地図の想像力』の中で書いているよう...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.64-84
[資料]
●関連図書 宮脇昭『植物と人間──生物社会のバランス』NHKブックス、1970 貝塚爽平『東京の自然史』紀伊國屋書店、1976 ロラン・バルト『エッフェル塔』(...男+田崎祐生訳)住まいの図書館出版局、1994 若林幹夫『地図の想像力』講談社選書メチエ 、1995 鷲谷い...
[批評]
チェス盤という装置 中世以来西欧の芸術文化において、チェス盤あるいはチェッカー・ボードと呼ばれる装置が地図、タブローといった異なる装置との間で取り結ぶ(奇妙な?...波文庫、一九七一年)巻二、一○九。 ★六──若林幹夫『地図の想像力』(講談社選書メチエ、一九九...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.182-195
[論考]
二つの力 都市は異質な二つの力が交差するところに成立している。 一つは、無限に広がり、密度を変えていく流動的な「外部性」をひらく力である。そこには、貨幣のたわむ...どのように応えるのであろうか。 註 ★一──若林幹夫『熱い都市 冷たい都市』(弘文堂、一九九二...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.186-194
[論考]
一九九〇年代、私は東京にいなかった。二、三年に一度の短期滞在を除けば、この一〇年間東京という街を実際には体験していない。その間のほとんどをニューヨークで過ごした...、それを核とする「時間地理学」については、若林幹夫の『都市のアレゴリー』(INAX出版、一九九九)...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.147-155
[論考]
1 背景 日本では、九〇年前後から横浜市中区、旧東急東横線の桜木町駅─高島町駅間約一・四キロメートルに及ぶ高架下の壁面に多くの若者が競い合って「グラフィティ(g...ング──都市下位文化の日常性」(吉見俊哉+若林幹夫編『東京スタディーズ』紀伊國屋書店、二〇〇...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.144-155
[対談]
「生きられる東京」という問題設定 内田──今回の特集を機に「生きられる東京」ということを考えてみました。都市の社会学的研究や文化の研究が持っている枠組みがありま...るようです。彼らはどうも都市というものを、若林幹夫さんの用語を借りれば、二次的定住をし続ける...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.66-81
[論考]
二〇〇〇年以降、東京の都心部では高速で大規模な開発が進み、湾岸地区ではタワーマンションが、バイパス道路沿いにはメガショッピングモールが、それぞれ大量に建設されて...+柄沢+南後、コメンテーター:五十嵐太郎+若林幹夫)にて報告されている。 ★九──類似例として...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.94-95