1965年生まれ。社会学・言説分析。日本女子大学教授。
(最終更新:2010年4月1日)
[対談]
「生きられる東京」という問題設定 内田──今回の特集を機に「生きられる東京」ということを考えてみました。都市の社会学的研究や文化の研究が持っている枠組みがありま...の辺の話とどこか関連していると思うんです。 遠藤知巳氏「状況」の消失した東京 内田──私は八〇年...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.66-81
[都市表象分析 29]
死んでみたまへ、屍蝋の光る指先から、お前の靈がよろよろとして昇發する。その時お前は、ほんたうにおめがの青白い瞳(め)を見ることができる。それがお前の、ほんたうの...者の系譜──視覚空間の変容とモダニティ』(遠藤知巳訳、以文社、二〇〇五)一八四頁。 ★六──同...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.2-14
[視覚の身体文化学 1]
1 視覚とは見慣れることのない、素晴らしい営みである。わたしは五〇年のあいだ、その難問の数々に頭を悩まされてきた★一。 ジェームズ・J・ギブソンの最後の著書...者の系譜──視覚空間の変容とモダニティ』(遠藤知巳訳、十月社、一九九七)。 ★三──オルダス・...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.33-35
[論考]
今私の手元に、『東京写真』と題された一冊の書物がある★一。この書物は写真評論家の飯沢耕太郎によって著されたものであるが、この書物で扱われている写真家たちによって...察者の系譜 視覚空間の変容とモダニティ』(遠藤知巳訳、以文社、二〇〇五)。 ★一二──クレーリ...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.111-117
[論考]
一九世紀フランスの建築写真からアーカイヴの爆発へ 一八五一年、五人の写真家が重大な使命を抱えて、国内に散らばった。ギュスターヴ・ル・グレイとその弟子メストラルは...。 ★九──J・クレーリー『観察者の系譜』(遠藤知巳訳、十月社、一九九七)。 ★一〇──隈研吾『...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.117-132
[論考]
新しい技術的—経済的パラダイムは、経済的、機能的組織の不可逆的空間論理としてフローの空間をもたらす。そこで問題は、いかにして場所の意味を新しい機能的空間に接合す...びジョナサン・クレーリー『観察者の系譜』(遠藤知巳訳、十月社、一九九七)三七頁。 ★一一──ク...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.73-101