1966年生まれ。アナーキスト人類学。東京外語大学AA研特任研究員。
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(最終更新:2010年7月6日)
[1990年代以降の建築・都市 7]
...ギャラリーや四階の小部屋では、民族学者の小田マサノリが、万博の関連資料を独自に収集し、批評的... ...を繰り返す 《デメ》と《スタンダ》10──小田マサノリ 《夢の彼方で死産した未来と日本万国博覧会...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.198-208
[万博という問題系1]
...ンを引き継いだわけですが、これについては小田マサノリさんが『リノベーション・スタディーズ』★... ...っているわけですね。 五十嵐太郎氏(左)と小田マサノリ氏(右)つくば博の実験 黒川——そう、本来...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.64-79
[都市ノ民族誌 3]
今後、この映像は、 繰り返し使われるだろう 「ヒゲとボイン。国会と雷」 平成一五年九月三日の夕刻、東京・永田町の〈国会議事堂〉におおきな雷が落ちた。議事堂の...度と政治』(平凡社、一九八九)。 ★八──小田マサノリ「東京フォークゲリラ・ノーリターンズ」『1...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.38-40
[都市ノ民族誌 4]
演奏会じゃねぇんだよ! フェスなんだよ! うたえよ、お前ら自身うたったらどうだよ、ただ聞いてるだけじゃよぉ、犬か猫と同じじゃねぇかよ 「’71 日本幻野...よるライブとDJのほか、鵜飼哲、太田昌国、小田マサノリ、加藤好弘、長原豊、NODA OUT、のびた、東琢磨...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.39-42
[万博という問題系 3]
丹下研究室の浅田孝 五十嵐──磯崎さんと万博の関わりを整理しておくと、まず大阪万博の現場でテクノロジーの最前線におられたと同時に、反博のアーティストらとも交流を...す。おそらく、子供も読んでいたはずです。 小田マサノリ氏メタボリズムとの距離 五十嵐──当初、磯...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.96-111
[万博という問題系2]
第二の戦争画としての「万博芸術」 椹木──この秋に『戦争と万博』という本を出すことになっているので、まずそのあたりから話を始めてみることにします。その前提として...おりかつての戦争の直中にあったといえる。 小田マサノリ氏「環境」──浅田孝という存在 椹木──こ...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.80-95
[都市ノ民族誌 1]
昭和四五(一九七〇)年、日本各地では全学連やベ平連をはじめとする様々な組織や運動体が「日米安全保障条約」(別称=アンポ)粉砕のデモンストレーション(別称=デモ)をくりひろげていた。前年の東大安田講堂の陥落で、学生運動には多少の翳りが現われてきていたものの、その日、一九七〇年六月二三日には、日本全国で七七万四〇〇〇人もの...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.20-21
[都市ノ民族誌 2]
昭和四四(一九六九)年の春、坂倉準三が設計した《旧国鉄・新宿駅西口広場》の地下に突如として巨大な「ゲリラ建築」が姿を現わした。それはパリ五月革命の年の終わりに、ボザールの学生たちがパリ郊外を占拠して建てた《人民の家》の出現から数カ月後のことだった。そのやや遅れて東京に出現したそれは都市の郊外ではなく、その中枢部である駅...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.32-35
[都市ノ民族誌 5]
自衛隊に入ろう/入ろう/自衛隊に入れば/この世は天国/男の中の男はみんな/自衛隊に入って/花と散る 高田渡「自衛隊に入ろう」 ナセル、周恩来、ネルーらのよびかけで、反帝国主義・反植民地主義を掲げた通称「バンドン会議」(第一回アジア・アフリカ会議)が開かれた昭和三〇(一九五五)年、第三世界の春。この年の四月、東京には時...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.36-39
[論考]
昨日まで何の変哲もなかった万博で、 人々が列をなし、群がっていたのに、今や見よ、 まるで魔法の杖でできたように、 透明なガラス製の輝くアーチが、輝きを失い、 忘...同行したヤノベケンジは幸運にも椹木野衣、小田マサノリとともに太陽の塔の内部に入る機会を得た。...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.125-144
[「悪い場所」にて 4 ]
二〇〇三年一一月一五日、神楽坂の印刷工場街の一角に仮オープンしたSQUID=ヤマモトギャラリーで「殺す・なコブラ」を決行した。以下は、その際に来場者に向けて配付...野宗輝(death工芸作家、ラブアームほか) 、小田マサノリ(元現代美術作家、殺すな鬼太鼓ほか) 、カ...
『10+1』 No.34 (街路) | pp.26-28
[インタヴューを終えて/昭和残響伝リターンズ]
さよなら万博、三たび 二度あることは三度ある。万博にさよならをするのは、これで三度目になる。まずはじめは「太陽のうらがわ/太郎のはらわた」と題したインスタレーションで、である。これは太陽と爆発の芸術家として知られる岡本太郎の闇の部分に取材したもので、民族学者としての岡本という見立てのもと、南青山の太郎の家の庭から拝借し...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.112-115