Laboratory for Catenated Cities。
2001年、大阪市立大学工学研究科都市系専攻建築デザイン研究室中谷ゼミナール内に発足。都市の時代的変容を歴史工学的に分析する。
(最終更新:2011年3月31日)
[フィールドワーク]
...「二つの手紙」大正6年8月10日 Laboratory for Catenated Cities 都市連鎖研究体 -都市はたたる 私にとって現代...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.169-186
[イントロダクション]
...連鎖式都市の建築を読む 都市連鎖研究体による[都市の書物の読み方]を紹介します。 方法 1. 書物内... ...組み合わせは数限りないだろう。わたしたち都市連鎖研究体が、カードをその考察と展開の主要モチー...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.77-82
[都市表象分析 26]
...ンゲンカードの寓意 中谷礼仁を中心とする都市連鎖研究体は、古今東西の都市の上空写真、町並みの写... ...が直接、垂直に面している。この基本構造を都市連鎖研究体は「純粋漁村」と名づけている。 コンゲン...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.2-12
[論考]
...かたちを持つ実例との出会いを必要とする。都市連鎖研究体がそうした実例収集とその分析を重ねる過... ...たのだと。 4 先行デザインへ われわれ、都市連鎖研究体と環境ノイズエレメント研究チームは、都市...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.66-70
[会議4日目「国土改造」]
課題:不要な機能の埋立地を取り壊すことによって海岸線の「復元」を行なう 条件:同一エリア内における廃棄物の再利用 何十年かぶりで助松に行ってみた。白砂青松の海...源的なイメージを内在させている。 私たち都市連鎖研究体が提案するこの新しい埋立型と構成は、その...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.132-137
[会議1日目「市区改正」]
課題:人間の道と車の道共存の根本的解決 条件:必ずすべての住戸が、道に面する+路地に面する+駐車場をもつこと 問題・方針 近世以前の集落をもとに発展した場所は、狭い路地が複雑に入り組み、裏長屋が目立つ。それは近代性の欠如と解釈され、つねに区画整理の対象とされてきた。区画整理はそれまでの都市構造を消し去り、快適な車環境...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.88-93
[イントロダクション]
...デザイン手法 そしていま、中谷礼仁率いる都市連鎖研究体との出会いをきっかけとして、これまでの研... ...いて情報を持たないまま独立に活動していた都市連鎖研究体と環境ノイズチームは、二〇〇二年夏、中...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.71-76
[会議3日目「都市基盤」]
都市基盤/都市における他者 司会──前回の会議では、民間と行政のバランスを考えてきましたが、今日は私性を超えると同時に、行政をも超えているような大きい物について...議論を行なえないでしょうか。 [構成:岡田愛] 環境ノイズチーム説明風景都市連鎖研究体説明風景...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.130-130
[会議2日目「福利更正」]
福利更正/土地の私有と公共性のバランス 司会──先日の会議で、デザイン主体はどこにあるのかということが問題に上がりました。私有された土地の側から、いかに公共性を...まることです。 [構成:岡田愛] 右──環境ノイズチーム説明風景左──都市連鎖研究体説明風景...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.116-117
[会議2日目「福利更正」]
課題:既存の街に溶解するミニ開発を提案せよ 条件:小さくとも豊かな環境を作ること 問題・方針 ミニ開発とは、大都市やその近郊に見られる小規模な戸建て住宅群開発のことである。 細分化された敷地に建ち並ぶ小住宅は、その一つひとつが個性を強く主張しようとする。だが、その主張が行き過ぎるとかえって均質な街並みを作ってしまう。...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.102-105
[会議3日目「都市基盤」]
課題:線状形態の都市への帰還 条件:都市の巨大遺物を利用せよ ひたすら延びる長大な空き地。廃線跡がほぼそのままの形で残っているのだ。 当初の機能を失ったその廃線跡は、いまや長い範囲に渡って人間の土地を分断するただの境界線でしかない。ヒューマンスケールを超えた遺物は、その変更困難な大きさゆえ、かえって人々の心の中で抑圧...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.118-123
[会議3日目「都市基盤」]
...はずである。 [清水重敦] [CONTENTS] ・ 都市連鎖研究体(山田道子+舩橋耕太郎) Catenated Design: pr...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.117-117
[会議1日目「市区改正」]
市区改正/都市形態を残存させる手法 司会──第一回先行デザイン会議を始めたいと思います。土地区画整理が土地の持つ歴史などを完全に消し去ってしまう手法であるのに対して、市区改正は微視的には破壊を伴うものの、巨視的には既存の都市形態をそのまま残す手法であると言えます。今日は都市連鎖の「区画復元整理」、環境ノイズの「大阪国際...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.100-101
[会議2日目「福利更正」]
まるい都市──ハワード『明日の田園都市』 イギリスの都市計画家E・ハワード(一八五〇ー一九二八)が提案した『明日の田園都市』(一九〇二)は、大都市ロンドンにおけ...うか。ここで、その謎を解く鍵として私たち都市連鎖研究体が着目した、余剰・公共空間とそれに接続...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.108-109
[会議4日目「国土改造」]
先行デザイン会議 第4日目 国土改造 都市基盤整備、都市建築の耐火・耐震・永続化、ニュータウン構想。繰り返し提示されてきた国土への計画の意志であるが、それら...在している。 [清水重敦] [CONTENTS] ・ 都市連鎖研究体 (前川歩+川崎剛明+福島ちあき+岡田愛...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.131-131
[宣言]
まだ見ぬ参加者たちへ 先行デザイン会議開催のお知らせ 世界の混迷はますます深まるばかりです。このような世の中においてもなお信じるに足るべきものがあることは、幸...デザイン手法を構築しようと、2つの組織「都市連鎖研究体」と「環境ノイズエレメント」とがデザイン...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.65-65
[論考]
建築の保存には理論など不要である。ただ実践あるのみ。折に触れて、藤森照信はこう語っている。確かに、藤森が正面から保存について語った論考を目にすることはほとんどな...してみると、その方法は、筆者も参加した「都市連鎖研究体+環境ノイズチーム」が、「先行デザイン...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.120-125
[論考]
はじめに 生活の本拠を東京からずらして以来、仕事のために飛行機を使うことが多くなった。日本のさまざまな地を上空から訪れるのだ。目的地に近づき、雲つきぬけて眼前に...たのだ。その具体的提案は、当方も参加した都市連鎖研究体によって、すでに本誌No.37「特集=先行デザ...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.140-145
[論考]
一 まなざしの送り返し 一九六〇年代前半から勃興しはじめたデザイン・サーヴェイが、保存の問題や設計リソースの収集という「有効性=有能性」を保持していたのに対して...二〇頁。 ★三九──藤森照信+岡崎乾二郎×都市連鎖研究体+環境ノイズチーム「ディスカッション─...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.108-119
[会議1日目「市区改正」]
...り方を問う。 [清水重敦] [CONTENTS] ・ 都市連鎖研究体(前川歩+福島ちあき) Catenated Design: proje...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.87-87
[会議2日目「福利更正」]
...ばならない。 [清水重敦] [CONTENTS] ・ 都市連鎖研究体(福島ちあき+前川歩) Catenated Design: proje...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.101-101
[会議2日目「福利更正」]
建築家は新奇なかたちや建築についての考え方を提案するのが仕事のひとつである。しかし彼らが社会的に有意義であるかどうかは、その新奇性が、同時に普遍性や社会的妥当性...いる。しかしながらオバケテクトンは私たち都市連鎖研究体に特異な手法なのではなく、建築家がオバ...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.106-107