1959年生まれ。メディア研究。東京藝術大学大学院映像研究科教授。
(最終更新:2010年11月26日)
[都市/テクスト]
...れた諸論考や、『10+1』に発表された毛利嘉孝、桂英史らの論考に、そうした都市論の地平を見出すこ... ...と複数性へと開いてゆくことなのである。 1──桂英史『東京ディズニーランドの神話学』(青弓社、19...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.110-111
[批評]
南方熊楠があこがれた男 一八八九年、当時二三歳だった南方熊楠はミシガン州ランシングに滞在し、読書と野外採集に専念していた。すでに四年目にはいった滞米生活であった...インタラクティヴ)をめぐる展望に関しては、桂 英史『図書館建築の図像学』INAX Album 22(INAX、一...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.122-131
[東京ディズニーランドの神話学 4]
天国の住人 小島信夫は、昭和三三(一九五五)年に『アメリカン・スクール』で芥川賞を受賞し、「第三の新人」として脚光を浴びた作家のひとりである。『アメリカン・スク...(鹿島出版会、一九九一)、八二頁。 ★六——桂英史「東京ディズニーランドの神話学2」『10+1』No.10...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.201-210
[知の空間=空間の知 6]
...られた天窓からの採光に精神主義的な譬喩を見る桂英史は、そこでは光は、あたかも学芸の女神(ミユ... ...版、一九九六年)、一〇─一二頁。 ★一一──桂英史『図書館建築の図像学』(INAX出版、一九九四年)...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.2-17
[知の空間=空間の知 1]
...室註 ★一──『図書館建築の図像学』における桂英史が、図書館の天窓から射してくる光に「学芸の神... ...幸雄『大英博物館』(岩波新書、一九七五年)、桂英史『インタラクティヴ・マインド──近代図書館...
『10+1』 No.05 (住居の現在形) | pp.2-15
[東京ディズニーランドの神話学 2]
東京ディズニーランドの休日 夏休み、年末年始、ゴールデンウィークなど、人々は東京ディズニーランドに殺到する。今日、東京ディズニーランドは、レジャーのシンボル的な存在になっているようである。一九九〇年代を迎えるにあたって、年間の海外渡航者が一千万人を超えることになった(このうち、八〇パーセント以上が観光目的)が、微増だっ...
『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.235-245
[東京ディズニーランドの神話学 3]
賑わいについて 夏休みやゴールデン・ウィークなどのホリデーシーズンに、休日を過ごす人々の様子が報道される際、ほとんどのニュースは「どこの行楽地も家族連れやカップルで賑わっていました」といった調子で、その賑わいを報道する。事実、どこの行楽地でも家族連れとカップルでいっぱいである。東京ディズニーランドはそんな「行楽地」の代...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.221-230
[東京ディズニーランドの神話学 1]
はじめに これからわれわれは東京ディズニーランドという謎の空間を読み解く作業に着手する。二〇世紀が終わろうとしている今、文明批判や近代批判は、百花繚乱の様相を呈している。環境保護運動やジェンダー論といったフィールドなども、その範疇に入るのかもしれない。メディア・テクノロジーの飛躍的な進化に伴って、「リアリティ」や「身体...
『10+1』 No.09 (風景/ランドスケープ) | pp.207-218
[1990年代以降の建築・都市 4]
近代都市のアール・ヌーヴォー 今から一〇〇年前、地下鉄が近代都市のシンボルだった頃、パリのメトロの入口が、エクトール・ギマールの設計によって華麗に飾りたてられた...二、藤幡正樹、鈴木明、北野宏明、小野田泰明、桂英史)が誕生し、ガイドラインが作成された。「メ...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.156-166
[プロジェクト・スタディ]
2001年9月11日 「テロ」の理由はアメリカ合衆国への敵意、もしくはそこを中心としたグローバリゼーションに対するカウンターであると説明されている。テロリストを...「多木レポート」がまとめられ、その後これは、桂英史(東京芸術大学)によって三つのコンセプトに...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.73-89
[1990年代以降の建築・都市 8]
奇跡──怪物の出現 おそるべき怪物と遭遇した。 キリンアートアワード二〇〇三の審査において、衝撃的な映像が出現した。今年、一四回目を迎えるアワードは、写真だけで...フィールも輪郭が浮かびあがる。東京造形大にて桂英史のもとで学び、メディア・アートを制作してい...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.219-229