1967年生まれ。科学史、科学論。早稲田大学人間科学学術院 専任講師。
(最終更新:2010年7月6日)
[批評]
... Cultures, Global Change. London and New York: Routledge, 1993. 加藤茂生訳「空間から場所へ、そして場所から空間へ」...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.156-167
[批評]
僕はニュージャージー高速道路を走る車を数える 彼らはみんなアメリカを探しに行った みんなアメリカを探しに行った サイモン&ガーファンクル はじめに 『ポストモダニティの条件』(ハーヴェイ、一九八九、三五五頁)の結論部において、私は歴史的唯物論とマルクス主義に想定されている危機を乗り越えるための四つの方針を提示した。そ...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.85-104
[論考]
町のなかを移動する者、つまり町の使用者(われわれすべてがこの者である)は一種の読者なのであって、おのれに課されたさまざまの義務や必要な移動に従って、言表のいくつ...「空間から場所へ、そして場所から空間へ」(加藤茂生訳、『10+1』No.11、INAX出版、一九九七)八八頁...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.117-126
[批評]
要旨 ヨーロッパには、都市に適用されるいくつかの規範的な原則、すなわち「都市の倫理」がある。それによって、ある都市が存在し、そうでない都市が存在しないのはなぜか、という理由を説明できるのである。原則の主なものは次の三つである。都市の近代性としての「脱都市化」。国民国家によって一律に覆われているヨーロッパにおいて、都市が...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.185-199