坂本一成, 多木浩二
住まいの図書館出版局、1996年、246ページ
ISBN=9784795208742
[対談]
1 三つのプログラム 八束…議論の前提として、いくつかの問題を整理しておきたいと思います。まずプログラムと言われているもののなかに、三つのものが区別できるだろうということです。ひとつは常識的に言われているプログラム、施設としてのビルディング・タイプの根幹をなすハードコアとしてのプログラムと言ってもいいわけですが、建築や...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.103-121
[年表]
日本の建築の近代について、これまでにどんな歴史的視点が生まれ、拡がり、変わっていったのだろうか。建築をきちんと考えよう、つまり歴史的に考えようとしたとき、否応なく気付かされるのは、他の多くのものと同じように「歴史」にも、それ自体連続していく歴史が存在するという事実である。私たちを何とはなしに取り囲んでいる枠組みを超えよ...
『10+1』 No.20 (言説としての日本近代建築) | pp.164-165
[1990年代以降の建築・都市 5]
...のと規定している。 かつて筆者は、坂本の著書『対話・建築の思考』(住まいの図書館出版局、一九九... ...〇〇、前掲書)。 ★七──坂本一成+多木浩二『対話・建築の思考』(住まいの図書館出版局、一九九...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.194-204
[論考]
メディアがユニット派を注目する 今年の後半、飯島洋一による「ユニット派批判」の論文が話題になった★一。ユニット派とは何か。アトリエ派の建築家が強いカリスマ的な指...版社)から。 ★一七──坂本一成+多木浩二『対話・建築の思考』(住まいの図書館出版局、一九九...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.134-145
[都市/テクスト]
都市記号論を超えて 一九六〇年代にK・リンチやR・バルトが都市記号論を準備し、七〇年代にコンテクスチャリズム論が語られ、八〇年代は学際的な都市テクスト論が興隆し...カオス論を展開させる。36 坂本一成+多木浩二『対話・建築の思考』(住まいの図書館出版局、1996) 6...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.112-115
[インタヴュー]
「デコンの終わり」と「都市破壊業KK」/時代の分水嶺としての一九六五年、一九九五年 五十嵐太郎──今日、磯崎さんにおうかがいしたいテーマはいくつかありますが、出...す。例えばANY会議を通した建築と哲学・思想との対話や、グローバリゼーションのゆくえ、あるいは今...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.54-67