1960年生まれ。評論家、写真家。多摩美術大学美術学部教授。
(最終更新:2010年11月26日)
[論考]
...創造(「創像」)の問題にほかならないことを、港千尋は多面的に明らかにしてきた。『群衆論』が書... ...二〇〇五、三七──七四頁)参照。 ★二三──港千尋『群衆論──二〇世紀ピクチャー・セオリー』(...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.70-79
[批評]
イタロ・カルヴィーノの遺作となった『アメリカの授業』は、現代イタリア文学を代表した作家のひとりカルヴィーノが一九八四年ハーヴァード大学に招かれて行なった一連の講...せるオープン・エアダクト 【(c)コピーライト】港千尋シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2CのSTB構造...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.203-211
[都市表象分析 25]
...ことが等価でありうることを明かしてもいる。 港千尋は、このような直接的関係の次元とは別に、スナ... ...e University of Chicago Press, 1991, p.101. 参照。 ★四──港千尋『予兆としての写真──映像原論』(岩波書店...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.2-13
[写真・文]
1 水の記憶 七○年代に始まり八○年代の泡沫的ブ─ムのなかで脚光を浴びたウォ─タ─フロント開発は、今から振り返るとやはり都市の論理で動いていたように見える。港湾は巨大な空き地であり、山を切り崩すのと同じ論理で、水辺が使われる。その多くは一般的な不動産投機と同じ性質のものであり、ウォ─タ─とは看板ばかりでそこに海...
『10+1』 No.04 (ダブルバインド・シティ──コミュニティを超えて ) | pp.57-72
[ポスト・ストラクチャリズムの建築 1]
とは言ってみたけれど、ポスト構造主義そのものに関する定義・状況説明などは書店の思想・哲学の書棚にあふれているであろうし、その手のディスクールがしかけてくるレトリ...的に、さらには極度に進行する「端末化社会」(港千尋)を見定めたうえで、この住宅にもち込んでき...
『10+1』 No.26 (都市集住スタディ) | pp.24-26
[論考]
保存の開始・写真の開始 横山松三郎という写真家がいる。明治五年(一八七二)前後に江戸城や日光、京都、奈良の古建築の写真を撮影している[図1]。日本の建築を保存す...識』一九九三年一月号─一九九四年一一月号。 港千尋『記憶 「創造」と「想起」の力』(講談社選書...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.141-144
[対談]
神経系都市論の問題設定 田中──今回の特集は「神経系都市論」という耳慣れないタイトルをつけていますが、どういう発想で考えたかについて話したいと思います。キーワー...! 田中──面白いですか!? 例えば、これは港千尋さんが『群衆論』で取り上げていましたが、ア...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.54-69