1968年生まれ。建築史。大阪市立博物館学芸員。
(最終更新:2009年3月31日)
[批評]
一九九五年一月一七日、阪神淡路の内陸部をおそった地震は、文化財建造物にも多くの被害をもたらしたことは記憶に新しい。いま、甚大な被害を受けた神戸の街を歩いていても、少なくとも表通りでは震災の影響をほとんど感ずることができないほどに回復している。国の伝建地区に選定されている北野異人館街もほとんどのところが修復を終え、新たに...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.175-177
[論考]
世界軸1──一八七五年 宗教的人間にとって 空間は均質ではない。 ──M・エリア─デ★一 その日、あらかじめ屋敷は入念に掃除されていたのだが、教祖(おやさ...築の議論を重ね、有益な示唆をあたえてくれた酒井一光と、史料の情報を提供してくれた菅野裕子には...
『10+1』 No.04 (ダブルバインド・シティ──コミュニティを超えて ) | pp.90-109