1970年生まれ。近代建築・都市史。京都工芸繊維大学工芸学部助手。
(最終更新:2010年2月23日)
[論考]
博覧会と観光 一九七〇年の大阪万博は開催期間中に六四〇〇万人を超える入場者を数えたが、その数は国内の観光量にも反映された。七〇年に国民が一泊以上の観光旅行に出かけた量は、一九六〇年代を通じて毎年増加傾向にあったなかでも最も高い値を示し、その内容も会社による慰安旅行が減少し、個人の行楽旅行が増加するという変化を見せていた...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.164-177