(最終更新:2009年11月16日)
[Yellow Page2]
近代の国土計画は、河川を治水と利水の対象として整備し、交通体系の変化は河川による舟運を、産業構造の変化は上流と下流の文物の交換を事実上消滅させた。その結果、人と河川の結びつきも希薄になった。 一方、河川を排除しつつ成長してきた都市環境は、地方分権、循環型社会への変化や、生活の豊かさへの希求に対応する材料に欠けている。こ...
『10+1』 No.21 (トーキョー・リサイクル計画──作る都市から使う都市へ) | pp.112-115