1945年生まれ。小説家、評論家。東京理科大学理工学部建築学科、法政大学教養学部、東京芸術大学建築学科非常勤講師。
(最終更新:2009年3月31日)
[非都市の存在論 3]
1 Modernologio──〈現在〉の考古学 首都東京を壊滅させた一九二三年の関東大震災は、欧米における第一次世界大戦に対応する歴史の断絶をもたらした。そし...東京の都市空間との相関関係については、例えば松山巌の江戸川乱歩論『乱歩と東京』が鮮やかに描き...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.16-27
[鼎談]
建築と書物の親和性 永江朗──「建築家はどのように書物と関わるのか」というのがこの鼎談のテーマです。最初に素朴な感想をもうしますと、芸術家のなかで建築家ほど書物...。これは難しい。修業しないと。その最良の例が松山巌さんの作品でしょう。でも、荷風だって川本三...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.54-70