現在の環境を維持すると同時に、人や環境に対する負荷を押さえ、将来の環境や次世代の利益を損なわない範囲で社会的発展を進めようとする考え。「環境的持続性」や「持続可能」「循環社会」という文脈で使用されている。
[インタヴュー]
都市をイヴェントとしてとらえる視点 日埜直彦──前回はおおよそ五〇年代を視野として、当時のモダニズム一辺倒の状況のなかで考えておられたことについておうかがいしま...トの諸項目が生きてくるように見えますね。サステイナブルなんていう古めかしい常識があらためて取...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.187-197
[現代住宅論 1]
...的なサステイナブル・デザインの段階に進むことになった。「箱の家」は当初からサステイナブル・デ... ...して体系化されたのだといってよい。さらにサステイナブル・デザイン段階の一環として、無印良品の...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.200-209
[技術と歴史 10]
...った領域を開拓していったのだと考えます。サステイナブル・デザインという思想はこうした流れのな... ...す。 最後に「デュラブル(Durable)とサステイナブル(Sustainable)」についてちょ っと触れたいと考え...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.215-225
[資料]
...まな部分にちりばめられている。これからのサステイナブルな都市のあり方を提唱するものとして、四... ...ct City: A Sustainable Urban Form?』と、サステイナブルな都市の要素の定義化を試みた『Achieving Sustainable Urban For...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.165-168
[論考]
...二年の九月、ノルウェーのオスロで開かれた「Sustainable Building 2002」という国際会議★一において、ひと... ...いささか唐突に始められた彼女の都市論は、サステイナブル婚建築恨を議論するための国際会議をHABITAT...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.123-128
[福岡]
...ワンが発見した、階層的でも包括的でもないサステイナブル環境ユニットとしての「メイド・イン・ト... ...発し環境同化をはかり、やや怪しいが、妙にサステイナブルなマイクロ環境として成立している。 01ビ...
『10+1』 No.30 (都市プロジェクト・スタディ) | pp.156-171
[技術と歴史 1]
...様に、二一世紀初頭に勃興しようとしているサステイナブルな建築は、今まで以上に進展した科学技術... ...化には、歴史的視点が不可欠です。なぜならサステイナブルな建築は、既存の建築・都市の上に、それ...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.180-193
[プロジェクト]
スキャンデータあり 未アップ ...
『10+1』 No.31 (コンパクトシティ・スタディ) | pp.129-138
[技術と歴史 4]
...〇〇四』で「サステイナブル住宅はデザイン可能か」という特集をやり、サステイナブル・デザインを... ...再定義、再編集する試みをしました。そこでサステイナブル・デザインの概念を鍛えるには、石山さん...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.175-185
[翻訳]
...た都市変化が構築されることで、注目すべきサステイナブルな場が生み出されることになるだろう。 1─... ...で、およそ3人にひとりが20歳未満である。 サステイナブルな生活を創出することが、ヨハネスブルグの...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.138-159
[翻訳]
...るのか? 結果:住宅のウェブに統合する。 サステイナブルな住宅 情報強化された住宅はどの程度のエ... ...る。それらはもはや無反応な物質ではない。サステイナブルな生産方式の厳しい原則に従う。多くの場...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.113-124
[現代住宅論 2]
...今回はサステイナブル・デザインの理論的根拠について考えてみたい。そのために、まず建築を総合的... ...い意味で文化といってよい。僕の考えでは、サステイナブルな建築の条件として、三つの条件にもうひ...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.225-233
[キーワード]
...唱した「持続可能な開発Sustainable Development」という概念による。サステイナブル・ディベロップメントと... ...監訳、鹿島出版会、1999)、Miguel Ruano, EcoUrbanism, Sustainable Human Settlemants, Gustravo Gill, Barcelona, 1998. などでは...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87
[論考]
ふと見ると、折り重なるように建った小さな構造物が、現代中国の都市風景、つまり中国政府が「現代の田園都市」と命名した高層ビルが散逸する街並みを、無作法に遮っていた...容院などの小さな商店に賃貸され、城中村をサステイナブルな環境に変容し流動人口の日々の生活を支...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.198-216
[翻訳]
移動はわれわれの社会の力学(ダイナミクス)の中心にある。社会的、経済的、都市計画的に言ってそうなのである。それほど大仰な言葉を用いなくても、ただ生活の中心に移動...トラント報告が促進した「持続可能な開発」(sustainable development)という概念は、確かに、呪文のように...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.169-178
[技術転用・スピンオフ]
都市生活は、文学や芸術、貨幣、農業、工業(火の使用を含む)とともに、人間特有の行動習性のひとつである。言語の使用や政治、戦争や発明などの行為は、より原始的な形態ではあるが他の霊長類にも見られる。しかし、この六つの特性は人間だけに特有な行為なのである。考古学的資料によれば、中国、インド、メソポタミア、中央アメリカにおいて...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.117-119
[座談会]
宇宙建築? 松村秀一──全体をざっと読んでみたのですが、結構面白い特集になったと思います。宇宙建築というものは宇宙開発全体のなかに位置づけられているということも...はほとんどなくなっている。あるとすれば、サステイナブルぐらいでしょうね。といってもあれもそう...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.68-77
[1990年代以降の建築・都市 1]
香港──一九九一年 ちょうど一〇年前、初めて香港を訪れたときのことだ。過度な疲労のために、中国から陸路で行くことを断念し、上海から香港まで三泊四日の船の旅を選ん...は七〇パーセントのエネルギーを節約できるサステイナブルな都市を提案した。公園を中心にして商業...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.177-187
[翻訳]
...y Asia 34:1 (2004), pp.21, 27. ★三五──Jaime Joseph, “Sustainable Development and Democracy in Megacities,” in Westendorff and ...
『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.121-137
[特別掲載]
...ended, and they may be opened to the sea. Through the effective (sustainable) use of these facilities, the existing townscape of Hakata / Fu...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.25-48
[現代住宅論 7]
...げられたことは注目されてよい。この住宅がサステイナブル(持続可能な)デザインのパイオニアだと... ...、さらにその展開型であるエコテック建築やサステイナブル・デザインへと受け継がれていく。 晩年の...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.277-285
[技術と歴史 11]
...ティ)」が重要な概念となってきましたが、サステイナブルという言葉の定義が必ずしも明確なわけで... ...応用 エコ・シティやコンパクト・シティ、サステイナブル・シティなど、都市に関係した環境のテーマ...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.180-189
[現代建築思潮]
...ゃないか、という順番です。オリンピックもサステイナブル・デザインも、誰も駄目って言えない対象... ...だけですから、今で言えば、テロの問題とかサステイナブルという問題に対して何かを言うことができ...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.26-32
[フィールドワーク]
3つの中心 三次元的に見た時間・空間 Leonardo da vinci"Schema delle proporzionidel corpo umano"(14...法には、あまりに矛盾が多すぎたのである。サステイナブルなデザインの概念を論じることにどんな目...
『10+1』 No.39 (生きられる東京 都市の経験、都市の時間) | pp.162-173
[座談会]
多木──今日は「ニュー・ジオグラフィ」ないしは「ヌーヴェル・ジオグラフィ」──いずれ「新しい地理学」と呼ばれているものも、やがて「ニュー」や「ヌーヴェル」という...それがインドネシア経済のサヴァイヴァル、サステイナブルなデヴェロップメントにかかわってくると...
『10+1』 No.11 (新しい地理学) | pp.64-84
[自然─環境]
この来るべき美学の造形は、たとえて言うなら、霧、雲、虹、オーロラ、蜃気楼といった自然現象とアナロガスである。 原広司「多層構造・場・構成の廃棄などについて」 ...るに違いない。 註 ★一──岩村和夫監修『サステイナブル建築最前線──建築/都市グローカル・ド...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.160-164
[生産─技術]
銀座と青山のファッション・ストリートを中心に、世界的な建築家によって、個性的な建築が出現している。おかげでストリートは華やかで活気があるものへと変貌しつつある。...る発想だとすれば、レンゾ・ピアノのようなサステイナブルなイメージの建築家は自らのイメージを歪...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.120-123
[鼎談]
なぜ「技法」なのか? 今村──今回の「建築の技法」という特集は、建築について語る時、建築家によるコンセプトにそのまま寄り掛かるのではなく、また建築の技術について...と言えるでしょう。このように、最近話題のサステイナブルも、テクノロジーを積極的に用いようとす...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.72-87
[論考]
ローマでの体験 1999年の12月から2000年の1月にかけて、私は仕事の関係でイタリアにおける建築物の保存・修復について調べるためにICCROM(文化財保存修...観の整備・維持を目的とした持続可能な都市《Sustainable City》と市民参加型や歴史的都市の景観を生かし...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.97-105
[建築を拓くメディア]
...際会議であるブルントラント委員会においてサステイナブル・デヴェロップメントという概念が提示さ... ...ーロッパ諸国を中心に、サステイナブル・アーキテクチャーやサステイナブル・シティという概念の可...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.106-110
[批評]
私たちはまず自分の個人的目的のためにサイバースペースをつくりだし、それから他の人びとを招きいれて、その空間を共有する。サイバースペースの本質をどう理解するかにつ...である。このようにしてのみ、非環境破壊的(sustainable)かつ環境とのインタラクションを保証するよう...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.100-103
[論考]
この論考を依頼されてまず考えたのは、どのように書くべきかということだった。モダン・ヴァナキュラーの定義から始めるべきだろうか。それとも藤森照信と、建築論における...る。建築がエネルギー消費の問題を解決し、サステイナブルな生活を創出するための一方法に芝棟はな...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.158-160
[対談]
実験住宅と社会的大儀 中谷──「実験住宅」という特集の企画趣旨を聞いたときに、「実験」なんて誰でもしているじゃないかと思ったんですね。町場の大工のみならず日曜大...を傍目でみていると、どうもエコロジーやらサステイナブルは建築表現の主題になりえない、と感じま...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.38-51
[論考]
...ng a Tapestry of Renaissance: The Places, Power, and Poetry of a Sustainable Society, Westport, CT: Bergin and Garvey, 1996, pp.172-173. ...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.106-114
[論考]
新しい技術的—経済的パラダイムは、経済的、機能的組織の不可逆的空間論理としてフローの空間をもたらす。そこで問題は、いかにして場所の意味を新しい機能的空間に接合す...ーパーガス」は、特に発展途上国の家庭用のサステイナブルなエネルギー・システムとして九七年以降...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.73-101
[論考]
都市への想像力 先日、建築学科の学生と話をしていたら、ひとつ驚かされたことがあった。東京でいちばん好きなのは表参道だという話だったので、ホコ天がなくなったから僕...「市民」で次のように述べている。「都市をサステイナブルにするということは、都市をもっとコンパ...
『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.162-172