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ヨコミゾマコト (Yokomizo Makoto)

1962年生まれ。建築家。aat+ヨコミゾマコト建築設計事務所主宰。東京藝術大学建築科准教授。
http://www.aatplus.com/

(最終更新:2009年4月17日)

> 10+1 DATABASE内「ヨコミゾマコト」検索結果 (10件)

[現代建築思潮]

討議:部分的/離散的──ヨコミゾマコトと藤本壮介の建築 | 藤本壮介ヨコミゾマコト今村創平今井公太郎日埜直彦吉村靖孝

Divisional and Discrete: Yokomizo's Architecture and Fujimoto's One | Fujimoto Sosuke, Yokomizo Makoto, Imamura Sohei, Imai Kotaro, Hino Naohiko, Yoshimura Yasutaka

セシル・バルモンドの『informal』を読む 今井──前回、オランダ建築の話をするなかで離散型に関する話題が出てきました。そして連続ではなく不連続、コンクリートでなくディスクリートなものにいったい何があるのか、どういった美学が潜んでいるのか、という興味が出てきたわけです。そこで、新しいディスクリートな建物の構造を、O...

『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.45-52

[テクノロジーロマン 3]

感応空間 | ヨコミゾマコト山中新太郎地引重巳朝倉悟郎伊藤暁落合正行川上恭輔鈴木達也夏目将平町田恵村上真

Sensitive Space | Yokomizo Makoto, Yamanaka Shintaro, Shigemi Jibiki, Asakura Goro, Satoru Ito, Ochiai Masayuki, kyosuke Kawakami, Tatsuya Suzuki, Shohei Natsume, Megumi Machida, Shin Murakami

身の回りにある「住設」(住宅設備)を見てみると、自分たちの意思とは関係なく勝手に動き出す機械が増えていることに気づく。人の動きや照度などに反応する照明器具、人のいる位置を目指して調和された空気を吹きかけるエアコン、室温に反応して作動する暖房機、便座を立つと吸気をはじめる脱臭器、浴槽の水温を感知して湯を沸かす給湯器、気温...

『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.31-36

[テクノロジーロマン 4]

象徴装置 | ヨコミゾマコト山中新太郎地引重巳伊藤暁落合正行池上豊川上恭輔高橋弘毅鈴木達也夏目将平平川祐生町田恵村上真森まりえ吉延詳朋

Symbolic Equipment | Yokomizo Makoto, Yamanaka Shintaro, Shigemi Jibiki, Satoru Ito, Ochiai Masayuki, Yutaka Ikegami, kyosuke Kawakami, Hiroki Takahashi, Tatsuya Suzuki, Shohei Natsume, Masaki Hirakawa, Megumi Machida, Shin Murakami, Marie Mori, Mitsutomo Yoshinobu

不思議なキッチンを見かけた。英国で一九世紀に製造されたというアンティーク・テーブルに、落ち着いた輝きを放つステンレス製の最新式のガス・テーブルとシンクが載せてある。しゃれた水栓が添えてある。その異質な組み合わせがまず目を引いた。謳い文句は、「世界にたったひとつしかない究極のパーソナル」。一流キッチン・メーカーのセミオー...

『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.39-44

[テクノロジーロマン 5]

エネルギーリテラシー | ヨコミゾマコト山中新太郎地引重巳伊藤暁落合正行川上恭輔小野津伽佐夏目将平

Energy Literacy | Yokomizo Makoto, Yamanaka Shintaro, Shigemi Jibiki, Satoru Ito, Ochiai Masayuki, kyosuke Kawakami, Tsukasa Ono, Shohei Natsume

ガソリン価格の急騰が続いている。その煽りを受けて、とうもろこしやサトウキビの需要が食料から燃料へシフトしているという記事を見てハッとした。人間の得る食料と車の得る燃料のエネルギー源がまったく同じだったという事実は衝撃的だった。食料と燃料が同じということは、いよいよ人類は機械までをも巻き込んだゼロサム・ゲーム(有限な分け...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.35-40

[テクノロジーロマン 2]

リモコンな快楽 | ヨコミゾマコト山中新太郎落合正行権藤智之夏目将平朝倉悟郎

Remote Control Pleasure | Yokomizo Makoto, Yamanaka Shintaro, Ochiai Masayuki, Gondo Tomoyuki, Shohei Natsume, Asakura Goro

少年が巨大ロボットや空飛ぶ車をリモコンで操り、世界征服を企む悪の秘密結社を相手に活躍するというTVアニメーションが、一九六〇─七〇年代に子供たちの心をとらえた。鉄人28号、スーパージェッター、ジャイアントロボ……、自身を遙かに超える超越的な力を自在に操れることに興奮を覚えた。私にとって初めてのリモコンのイメージは、疑う...

『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.27-32

[建築家的読書術]

水≒鏡への憧れ | ヨコミゾマコト

Aspiration for Water as a Mirror | Yokomizo Makoto

読書術とのことだが、単なる読書案内になってしまうかもしれない。 とりあえず文学作品から始めてみよう。山尾悠子の「遠近法」という作品。〈腸詰宇宙〉というのがあって、基底と頂上のない円筒形の内部に広がる(と言っても上下方向のみだが)宇宙の話。彼女の作品には澁澤龍彦、三島由紀夫、光瀬龍らに通じる終末感とエロティシズムとサディ...

『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.100-101

[現代建築思潮]

討議:中間的/総括的──現代建築思潮研究会二〇〇三─二〇〇五 | 今井公太郎今村創平日埜直彦吉村靖孝

Medium-term Roundup: Contemporary Architectural Trend Studies, 2003-2005 | Imai Kotaro, Imamura Sohei, Hino Naohiko, Yoshimura Yasutaka

議論の新しいスタイル? 10+1──「現代建築思潮研究会」はこれから三年目に入りますが、月例で研究会を行なってきたこの二年間を振り返ってどんなことを考えますか。...の建築家にもゲスト参加してもらいました。ヨコミゾマコトさん、藤本壮介さん(ともにNo.33)、横山太...

『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.24-28

[現代建築思潮]

物質と形式──建築における想像力の問題 | 佐々木一晋田中陽輔今村創平今井公太郎日埜直彦

Material and Form: On Imagination of Architecture | Sasaki Isshin, Tanaka Yosuke, Imamura Sohei, Imai Kotaro, Hino Naohiko

ヘルツォーク&ド・ムーロン『Natural History』を読む  佐々木一晋+田中陽輔 佐々木──今日は「素材のコンテクスト」と題して、ヘルツォーク&ド・ム...橋浩さん、三好隆之さん、曽我部昌史さん、ヨコミゾマコトさんらと一年くらい素材研究をしてつくり...

『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.49-56

[スタディ]

バックミンスター・フラーの現代性 | 難波和彦山代悟谷口景一朗林盛逸見豪森田悠詩

Rediscovery of R.Buckminster Fuller | Namba Kazuhiko, Yamashiro Satoru, Taniguchi Keiichiro, Hayashi Sei, Hemmi Go, Morita Yushi

リチャード・バックミンスター・フラー(1895-1983)は、20世紀最大のテクノロジストであり哲学者である。彼は近代建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-19...《ルミエールパークカフェ》[図18]やaat+ヨコミゾマコトによる《新富弘美術館》[図20]などの現代...

『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.155-166

[テクノロジーロマン 1]

第一回:ユニバーサリズムのオブセッション | ヨコミゾマコト山中新太郎太田浩史大村洋平落合正行金龍大権藤智之夏目将平見立竜之輔

Obsession with Universalism | Yokomizo Makoto, Yamanaka Shintaro, Ota Hiroshi, Ohmura Yohei, Ochiai Masayuki, Kim Yong-Dae, Gondo Tomoyuki, Shohei Natsume, Mitate Ryunosuk

はじめに ちょうど一年ほど前、ある展示会場で踊る便器を見た。ワルツに合わせて蓋と便座が開いたり閉じたり、シャワーノズルが伸びたり縮んだり、噴水のように水を噴き出したり……、もちろん展示向けの演出なのだが。そのとき、これはもはや便器ではないと感じた。ものは、本来、倫理性にもとづいた必然から生まれるものと思っていた。しかし...

『10+1』 No.45 (都市の危機/都市の再生──アーバニズムは可能か?) | pp.31-36

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