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平田知久 (ヒラタ・トモヒサ)

1979年生まれ。近・現代思想、メディア論、コミュニケーション論。京都大学大学院文学研究科研究員(グローバルCOE)。

(最終更新:2011年1月27日)

> 10+1 DATABASE内「平田知久」検索結果 (4件)

[新たなコミュニケーションの座標軸 4]

(非)同一性について | 平田知久

Of the (Un)Identified | Tomohisa Hirata

コミュニケーションとはなにか。 「新たなコミュニケーションの座標軸」を模索するにあたって、この問いにはあえて触れずに連載を続けてきた。ここで、「コミュニケーション(communication)」を、「(熱などの)伝導」以上のなにものかを含む情報の伝達/交換を指し示す概念だと考えてみよう。そのとき、コミュニケーションとは...

『10+1』 No.43 (都市景観スタディ──いまなにが問題なのか?) | pp.57-58

[新たなコミュニケーションの座標軸 3]

ポピュラー・サイエンスは何と等しいのか? | 平田知久

To What is Popular Science Equal? | Tomohisa Hirata

二〇〇五年の話題のひとつに、「特殊相対性理論誕生一〇〇周年」があった。一九〇五年にアインシュタインによって発表され、その骨子にE=mc²という方程式を持つこの理論は、コペルニクスからニュートンへと至る自然観/自然法則を書き換えたという意味では、第二の科学革命と呼ばれるにふさわしく、この一〇〇年間反証に出会っていないとい...

『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.20-22

[新たなコミュニケーションの座標軸 2]

今、芸術作品に出会うということ | 平田知久

Encountering Art in Our Time | Tomohisa Hirata

今回の書評は、芸術とそれに関わる諸主体をテーマとして、二冊と一作品を取り上げる。その一冊目は、ジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り──注意、スペクタクル、近代文化』(石谷治寛+大木美智子+橋本梓訳、平凡社、二〇〇五)である。この本の特徴は、副題が議論を導いていくことである。つまり、一八七九年、一八八八年、一九〇〇年の前...

『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.17-19

[新たなコミュニケーションの座標軸 1]

共感とテレパシーのあわいで | 平田知久

Between Sympathy and Telepathy | Tomohisa Hirata

この書評欄は、時季ごとに数冊の近刊書(とそれに接続される限りでの古典的な著作)を評しながら、「新たなコミュニケーションの座標軸」についての問題やヒントを見出すことを目的とします。私と読者の皆さんのあいだの「コミュニケーション」でもあるこの場で、それが果たされることを願ってやみません。 * ではなぜ初回の表題からかくも訝...

『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.21-23