1965年生まれ。英文学。専修大学文学部教授。
(最終更新:2009年9月28日)
[批評]
街路の歴史は文明と同じくらい古く、ありとあらゆる人の接触、摩擦、寛大さとともに、人間のつくりだしたほかのもの以上に、公的な生活というものを象徴してきた。だから、誰も街路が影響を受け易く、脆いものだと考えはしなかったであろう。だが北アメリカ全土にわたって、ダウンタウンの道路は、今やゆっくりと、静かに、しかしながら効果的に...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.147-169
[建築の還元 2]
1 社会的歪像としての建築 建築が、例えば社会といった言葉で代称されるようなシステム(あるいはシステム化された活動の集合形態)をその背後で認識するとき、ほぼ例外...ェイムソン「Anywhereのさまざまなアレゴリー」(末廣幹訳、『Anywhere』磯崎新+浅田彰編、NTT出版、一九...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.2-12
[ラディカリズム以降の建築1960s-1990s 3]
地震とディコンストラクション 一九九五年一月一七日未明、阪神地方をマグニチュード七・二の直下型地震が襲った。 筆者は当時、エディフィカーレの展覧会の準備に忙しく...Anywhereのさまざまなアレゴリー」、『Anywhere』(末廣幹訳、NTT出版、一九九四)を参照。 ★二二──F. Jam...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.243-253