1966年生まれ。建築史、アジア都市研究。東京大学生産技術研究所助手。
(最終更新:2009年3月31日)
[東アジア建築世界の二〇〇年]
...論文、私家版、二〇〇〇)八七頁。 ★一四──大田省一『仏領期ベトナムにおける建築・都市計画の研... ... University of California Press, Berkeley, 1989. ★二七──大田省一、前掲書、二一─二四頁。 ★二八──同前、一...
『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.196-204
[論考]
熱帯型の建築 今の世の中から植民地主義の時代を顧みるとき、またその枠組みのなかでの建築家の活動をみるとき、植民地主義は、まさに、建築家が本国とは異なった環境と出逢う契機を与えたと言える。 ヨーロッパを出て、植民地の開発のために建築家が出向く先は、アフリカ、アジアの熱帯地域がそのほとんどを占めた。地中海の向こうに広がる、...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.195-204
[論考]
ネイション・ステートを懐疑的に見なくてはいけない今日の状況下では、もはや首都という存在すらユートピアになりかねない。幸田露伴が「一国の首都」で説いたモラルたっぷりの「自覚」★一を、昨今の東京で見つけるのは不可能であろう。かつて日本でも「国家的デザイン」が議論されたことはあった。これからもその議論が行なわれる契機はあるだ...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.210-220
[東アジア建築世界の二〇〇年]
五─一 オリエンタリズムと「簒奪様式」 畏敬の存続★一 ウィーンのバロック建築家フィッシャー・フォン・エルラッハ(一六五六─一七二三、Johann Bernh...建築保護、新しいスタイルの誕生については、大田省一『仏領期ベトナムにおける建築・都市計画の研...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.172-181
[東アジア建築世界の二〇〇年]
一─一 モデル都市シンガポール ラッフルズのユートピア トーマス・スタンフォード・ラッフルズ(一七八一─一八二六)がシンガポールに足を踏み入れ、海岸沿いの地にユ...──佐藤洋一、前掲論文、七二頁。 ★三一──大田省一『仏領期ベトナムにおける建築・都市計画の研...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.181-194