1971年生まれ。歴史社会学、世界システム論/立命館大学国際関係学部准教授。
著書=『世界システム論で読む日本』。編著=『帝国論』。訳書=アンドレ・グンダー・フランク『リオリエント──アジア時代のグローバル・エコノミー』、イマニュエル・ウォーラーステイン『新しい学──21世紀の脱=社会科学』など。
(最終更新:2010年10月1日)
[次世代型世界システム論序説 3]
この連載は、世界システム論が、近代世界システムという概念を実体視する弊に陥ったために失われた本来のシステム論的エートスを、世界システム論に回復する道筋を考えるこ...フランク 『リオリエント──アジア時代のグローバル・エコノミー』 (山下範久訳、藤原書店、2000)...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.45-47
[次世代型世界システム論序説 2]
前回は、いわゆる世界システム論が、すでにシステム論としての実質を失っていると論じた。これは、世界システム論のそもそもの欠陥が露呈したものというよりは、むしろ世界システム論があるていど成功を収めた結果である。なぜなら、システム論の本質は全体性にあり、その全体性は批判として有効であるものだからである。 世界システム論は、も...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.67-69
[次世代型世界システム論序説 1]
世界システム論は、今日、歴史社会学の古典理論である。したがって、その洞察と盲点については、すでに定まった評価というものがある。すでに学説史の一ページなのである。逆に言えば、その現代的な応用にあたっては、(再)解釈者の創発性が問われるということである。古典理論の(すでに定着した)洞察の射程を機械的に延長しているだけでは、...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.55-56
[東アジア建築世界の二〇〇年 1]
〈一 アジア近代建築をネットワークする〉 一─一 二〇世紀末、アジアを巡る 二〇世紀最後の年の二〇〇〇年、ぼくはあいかわらず、アジアを中心にあちこちをとびまわっ...──アジア時代のグローバル・エコノミー』( 山下範久訳、藤原書店、二〇〇〇)。 ★二九──I・ウ...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.189-200