1978年生まれ。東京大学大学院建築学専攻博士課程在籍。
(最終更新:2010年3月16日)
[構造・材料]
...大きな意義があると考えられる。 参考文献 Naoko Hatanaka, Maria Antonietta Perino, Feasibility Study of concrete radiatio...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.100-103
[設計思想・教育]
建築家ラルフ・アースキンは、北極圏や極地帯などの厳しい環境条件における住宅設計によって、非常に著名な人物である。それらの地域では、厳しい気候から建築物を守る技術が必要であり、そうした気候条件が建築手法に影響を与える。そのための多くのアイディアを、彼は北欧に伝わる知恵から得ることができた。私が彼から学んだこととは、極限環...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.158-160
[技術転用・スピンオフ]
極地環境において人間が生き抜くためには、特別な建築的、技術的戦略が必要となる。さらに精神面を支えるための対策も欠かせない。宇宙環境ほどに苛酷な環境は、地球上のどこにも存在しない。月面上では、極端な温度変化、高真空、低重力、小隕石の衝突、高レベル放射線などが見受けられる。これらの環境条件に加えて、月面への基地の輸送は、最...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.120-123
[構造・材料]
ジュール・ヴェルヌは、歴史的にサイエンス・フィクションのパイオニアと言える人物である。そして刊行から一世紀以上が経過した後、彼の空想小説は航空宇宙の歴史と驚くほど一致することが明らかになった。有名な作品のひとつである『月世界旅行(De la Terre à la Lune)』と、それに続く『月世界へ行く(Autour ...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.104-108
[宇宙建築年表]
...ace Italia S.p.A..), LUNAR INFLATABLE HABITAT CONCEPTS, 2005.畑中菜穂子(はたなか・なおこ) 東京大学博士課程。修...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.141-148
[技術転用・スピンオフ]
都市生活は、文学や芸術、貨幣、農業、工業(火の使用を含む)とともに、人間特有の行動習性のひとつである。言語の使用や政治、戦争や発明などの行為は、より原始的な形態ではあるが他の霊長類にも見られる。しかし、この六つの特性は人間だけに特有な行為なのである。考古学的資料によれば、中国、インド、メソポタミア、中央アメリカにおいて...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.117-119