1953年生まれ。美術史。多摩美術大学教授。
(最終更新:2009年3月31日)
[別種の自然 2]
...る精神性は、或る部分において酷似している。伊藤俊治が言うように、「写真という高度な自律性をも... ...文庫、一九九八]、六九─七〇頁)。 ★二──伊藤俊治『写真都市──City Obsucura 1830→1985』(トレヴィ...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.32-33
[非都市の存在論 2]
...だ」★一と述べているのは、おそらく正しい。伊藤俊治が的確にいい切ったように「写真は都市の視覚... ...(INAX出版、一九九五年)、一五頁。 ★二──伊藤俊治『二〇世紀写真史』(ちくま学芸文庫、一九九二...
『10+1』 No.06 (サイバーアーキテクチャー) | pp.16-27
[批評]
...訳=『写真の歴史──表現の歴史をたどる』(伊藤俊治+石井康史訳、岩波書店、一九八七)一八七頁... ...年六月号。 ★一九──Jeffrey, op.cit. ★二〇──伊藤俊治『〈写真と絵画〉のアルケオロジー』(白水社...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.230-241
[都市表象分析 32]
1 写真論と路上観察 前回述べたように、「非都市の存在論」として始められた連載は、ベンヤミンの言う「弁証法的形象」としての両義的寓意を都市に発掘する作業へと重心...的無意識を露呈させるメディアであることは、伊藤俊治や飯沢耕太郎などがすでに指摘していた。都市...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.2-10
[論考]
1 空間とは物質により規定されるものではなく、感覚と情報が連結される可変的な場である。それゆえ空間と視覚と精神は常にダイナミックな流動状態のなかで相互に浸透し、融合し合い、世界の新しい経験の仕方や新しい感じかたを要求し続ける。 ヨーロッパからアメリカへ移動したバウハウス精神の変質を体験し、その地で建築から感覚情報へバウ...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.205-216
[「悪い場所」にて 7]
わたしも会員のひとりである「美術評論家連盟」という組織があって、今年で五〇周年を迎えるという。それにあわせて先頃「日本の美術評論のあり方」と題する記念シンポジウ...したいわゆるニューアカの論者たち(たとえば伊藤俊治)が、新しい理論と展望にもとづく言論を活発...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.25-26
[批評]
1 自然と共同体 一九八九年のベルリンの壁崩壊以降、三度、ワイマール、デッサウ、ベルリンというバウハウスの短い歴史の足跡をたどる旅を繰り返した。その旅のなかで特に強い印象を受けたのは、ワイマールやデッサウという旧東ドイツ領にたたずむバウハウスゆかりの古い建物や場に秘められた繊細な気配のようなものだった。あるものは廃墟と...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.143-165
[図版構成+論考]
黒の製法 1──黒顔料の製造機械 一五二一年チェザリアーノによるウィトルウィウス解説図 「まず、黒色顔料について述べよう。(…中略…)小さい炉がつくられ、(…...文化と疫病』(朝日新聞社、一九九五) 三──伊藤俊治『二〇世紀イメージ考古学』(朝日新聞社、一...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.220-229
[批評]
I. 社会構造が大きな変換を遂げようとする渦中において今世紀が総括され、社会と芸術間の新たな美学的課題が模索されつつある今、特にヨーロッパにおいて今世紀の創造的...行ない、次世代の新技芸創造のヨーロッパにおける拠点となりつつある。(伊藤俊治) 写真=溝口真一...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.166-173
[批評]
...ILLE COMME OBJET TROUVÉ", LA VILLE, G. P. C, 1994. ★四──伊藤俊治『写真都市』(リブロポート、一九八九年)。 ...
『10+1』 No.07 (アーバン・スタディーズ──都市論の臨界点) | pp.154-167
[論考]
現代社会におけるひとつの特性として、デザインによって表わされてきた現象のようなものがある。それは、デザインの力あるいはデザインによって築かれてきた人間の感性的欲...九九〇年九月号)で、多木浩二、八束はじめ、伊藤俊治氏によって討論された「デザインのリビドー」...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.11-16