1952年生まれ。明治大学教授。
(最終更新:2009年9月28日)
[批評]
もしぼくが優秀な学生だったら、 もっとたくさん学んで、結局、愚か者になっていたはずさ。 西インド諸島のカリプソ きみら教養のあるニグロは、迷子の衆だ。きみらはきみら自身の民の根っこの中にしか、きみら自身を見いだすことはできない。帝国的征服をダシに安定した生活を送っている高慢な教養ある白人青年たちを自分のモデルにするこ...
『10+1』 No.08 (トラヴェローグ、トライブ、トランスレーション──渚にて ) | pp.128-134
[批評]
地域なるものはその地域なるものとして、最初のもろもろの道をもたらす。それは運道する(Sie be-wëgt)。われわれはこの運道(Be-wëgung)という言葉...あたってはトマス・ピンチョン『重力の虹』(越川芳明ほか訳、国書刊行会、一九九三)四一四─四七...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.128-139