SCIAの建築史及び建築理論プログラムの長をつとめる。
(最終更新:2010年3月23日)
[批評]
...何人かの論稿を紹介しているが、著者マーガレット・クロフォードもその一人である。同時掲載のリチ... ...ティックですらあり、むしろ新鮮に見える。クロフォードの現在の関心は、いわゆる建築家の作品には...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.138-146
[批評]
最近、映画『チャイナタウン』が都市解釈行為の隠喩として用いられているのだが、これらの再読は主体の位置に関し、現代都市批評を刺激する重要な問題を提起している★一。この議論の先鞭を付けたのはマイク・デイヴィスである。彼は『チャイナタウン』の探偵ジェイク・ギテスを、ロサンジェルスを形作り続けている隠された行為と不可視の権力と...
『10+1』 No.15 (交通空間としての都市──線/ストリート/フィルム・ノワール) | pp.208-213
[翻訳]
序アメリカのカンパニ─・タウン アメリカのカンパニ─・タウンは当初から労働者と資本家の間の闘いの場だった。初期の町がまず何よりも〈工業化された風景〉であり、その構造と形態はテクノロジ─上の必要性と労働力の利用度に従っていたのに対して、一九世紀末までには、労働力の管理こそが率先して考慮すべき事柄になった。ストライキの数...
『10+1』 No.04 (ダブルバインド・シティ──コミュニティを超えて ) | pp.110-118
[批評]
まずはスカイスクレーパー、次いで高架高速道路、そしてショッピング・モール、この三つが、アメリカが建築のタイポロジーに対してなしたもっとも適切な貢献だった。さらに...性に関する最近の見事な文章の中で、マーガレット・クロフォードは、室内型のショッピング・モール...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.233-244
[批評]
街路の歴史は文明と同じくらい古く、ありとあらゆる人の接触、摩擦、寛大さとともに、人間のつくりだしたほかのもの以上に、公的な生活というものを象徴してきた。だから、... Whyte, City, p.198. 付記──八束はじめ マーガレット・クロフォードの論文の付記[一三八頁参照]で言...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.147-169
[ラディカリズム以降の建築1960s-1990s 5]
見つめていたい 盗撮・盗聴がメディアをにぎわせている。それは小型の映像・録音機器の普及に起因しているのだろうが、最近、公開された映画はこうした状況を如実に反映し...透明なパノプティコンである。そしてマーガレット・クロフォードによれば、ショッピング・モールは...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.196-207