磯達雄
日経BP社、2006年10月、200ページ
ISBN=9784822204884
[インタヴュー構成]
建築と写真の「共犯関係」 近代建築と写真は、ほぼ時を同じくして生まれたとの説がある★一。その当否は別として、建築と写真が強い結びつきをもっていたことは間違いないことのように思える。 写真の技術が発明された当初、撮影には長時間の露光が必要だった。そのため、都市の風景を撮っても、立ち止まることのない人物や車は写真には写らな...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.77-82
[インタヴュー構成]
山田脩二 ──建築を撮るようになったきっかけは何でしたか。 山田──もう四〇年も前です。一九五八年から二年間、桑沢デザイン研究所でデザイン全般の基礎教育を受けた後、凸版印刷で製版と写真撮影を現場で二年間、見習いで働きました。そこで親しくなった友人が、創刊前の『SD』編集部に入り、ぶらりと遊びに行ったら「写真をすこし撮っ...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.62-82
[取材構成]
一九九〇年代末から現在にかけて、建築雑誌をにぎわせている建物の外皮デザインを強引に分類すれば、次の二つにまとめられる。ひとつはガラスの面をルーバーなどの装置で覆ったもの、もうひとつは土壁などの自然素材を使ったもの。二派の勢力争いは、商業建築から文化施設に至るまで、あらゆる建物種別で見ることができる。住宅の分野でもそうだ...
『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.86-99
[日本]
1964年生まれ。87−93年、入江経一建築設計事務所勤務。93年、西沢大良建築設計事務所設立。 主な作品=《立川のハウス》(97年東京建築士会住宅建築賞受賞)、《熊谷のハウス》《大田のハウス》(99年東京建築士会住宅建築賞受賞)、《諏訪のハウス》《二つの会場──ICC1周年記念展覧会会場》《ショップ・エンデノイ》。9...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.166-167