Meruro Washida
金沢21世紀美術館、2005年5月、128ページ
ISBN=9784887062535
[アート・レヴュー 1]
今年も現代美術の祭典であるヴェネツィア・ビエンナーレがオープンした。二年に一回開催されるこの国際美術展は、今年で四八回目である。同様の国際美術展にドイツのカッセルで行なわれるドクメンタがあるが、ドクメンタでは基本的にひとりの総合コミッショナーが作品を決定するのに対し、ヴェネツィア・ビエンナーレは国別の参加となっており、...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.41-42
[都市とモードのフィールドノート 2]
...ンジが参加したことで話題となり、後者は妹島和世・西沢立衛の建築ユニットSANAAが手がけ、今年六月に... ...とになるのだろう。 参考文献 妹島和世+西沢立衛『妹島和世+西沢立衛/SANAA WORKS 1995-2003』(TOTO出版、...
『10+1』 No.33 (建築と情報の新しいかたち コミュニティウェア) | pp.36-38
[1990年代以降の建築・都市 17]
巨大なスケールと精巧なディテール 谷口吉生は特異な日本人建築家である。経歴を調べると、以下の二点が指摘できる。 第一に、ほとんど住宅作品がない。通常、日本の建築...ダン・グレアムの《パヴィリオン》のごとき、妹島和世の《鬼石多目的ホール》。いずれもモワレ、風...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.20-21
[「悪い場所」にて 8]
いま、「美術」の状況はどうなっているのか。たとえば数年前から、かつて八〇年代の「ニューペインティング現象」とはあきらかに異なる意味で、絵画への回帰が起こっている。視覚芸術の原点に帰るといえば聞こえはよいが、実際には、九〇年代なかばくらいから美術の世界をも覆い尽くし始めたグローバル資本主義と、アートマーケットからのプレッ...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.13-15
[スタディ]
...』(NTT出版、2000) 18──『GA ARCHITECT 18〈妹島和世+西沢立衛〉』(A.D.A EDITA Tokyo Co., Ltd.、2005) 19─...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.155-166
[鼎談]
...についても同様のことが言えよう。 作品例 ・妹島和世《梅林の家》 ・イェルク・ヒーバー&ユルゲン... ...ないか。 作品例 ・隈研吾《ONE表参道》 ・妹島和世+西沢立衛/SANAA《ディオール表参道》 ・アトリエ...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.72-87
[制度─都市]
美術館の変容とexperience(c) 美術館はそもそも絵画や彫刻などの収蔵品を永久保存して貯めてゆく性格のものだった。しかし伝統的なアートのカテゴリーは、時代とともにアースワーク、インスタレーション、メディア・アートなどへと領域を拡大し、今では漫画やアニメまでが美術館での展覧会の対象となっている。こうなると美術館で...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.144-147
[キーワード]
...い時代の表現として措定している。日本からは妹島和世、伊東豊雄、槇文彦の3人の建築家が招待されて... ...する建築家としてダニエル・リベスキンドを、妹島和世とともに取り上げることには、多くの方が疑問...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87