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住に纏わる建築の夢──ダイマキシオン居住機械からガンツ構法まで

住に纏わる建築の夢──ダイマキシオン居住機械からガンツ構法まで

松村秀一
東洋書店、2006年12月25日、191ページ
ISBN=9784885956607

> 10+1 DATABASE内「住に纏わる建築の夢──ダイマキシオン居住機械からガンツ構法まで」検索結果 (4件)

[技術と歴史 1]

文化財になったアメリカの未来住宅 | 松村秀一

The American Future House Registered as Cultural Properties | Matsumura Shuichi

はじめに 今日は二〇世紀の「建築生産の工業化」という文脈の中で語られることの多い四つの住宅についてお話したいと思います。個人的な背景として、私自身の研究の主たる関心のひとつが工業化住宅で、これは二〇年ぐらい前から研究してきました。石山修武先生から「脱工業化の時代になんで工業化なんてやっているのか?」なんて言われながら研...

『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.180-193

[座談会]

宇宙建築からはじまること | 松村秀一アニリール・セルカン村上祐資

Beginning with Space Architecture | Matsumura Shuichi, Serkan Anilir, Yusuke Murakami

宇宙建築? 松村秀一──全体をざっと読んでみたのですが、結構面白い特集になったと思います。宇宙建築というものは宇宙開発全体のなかに位置づけられているということもあり、地上建築全部を語るのと同じぐらいさまざまな条件があります。なので、初めて読む人にとってはいろいろなことがありすぎて全体としては捉えにくいものになっているか...

『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.68-77

[イントロダクション]

地上にしか関心のなかった私にとっての「宇宙建築」 | 松村秀一

Space Architecture' to Me, Concerned with Nothing but Terrestrial Matters | Matsumura Shuichi

1 渡辺保忠の『工業化への道』 残念ながら絶版になってしまったが、私の最初の著作に『工業化住宅・考』(学芸出版社、一九八七)という単行本がある。日本のプレハブ住宅の歴史と現実、そして将来の方向性を論じることに主眼があったが、まだ二〇歳代だったこともあり、随分と欲張って書いた部分があった。そのひとつが古代の建築生産組織に...

『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.66-67

[対談]

素材・エンジニアリング・構法──あるいは建築のヴィジョンをめぐって | 難波和彦松村秀一

Material, Engineering, and Systems: Concerning the Vision of Architecture | Namba Kazuhiko, Matsumura Shuichi

素材/エンジニアリング 難波和彦──今日の対談のテーマは、素材がどう建築を変えるかという問題なんだけども、実を言えば素材が建築を変える時代はもう終わっているというのが一般的な結論で、これから建築を変えていくのは素材よりもエネルギーというか室内気候のような条件なのではないかと言われている。つまり目に見える条件よりも、目に...

『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.58-73