飯島洋一
平凡社、1998年、354ページ
ISBN=4582841783
[批評]
私がはじめて批評を書いたのは二六歳の頃だったから、かれこれ一三年の歳月が経つことになる。その間に、映画や写真、美術や文学など、さまざまなジャンルの批評も書いたが、いつでも自分の肩書きを建築評論家としてきた。自分は建築評論家であるという気持ちがたえずあって、たとえ建築について一行も触れない時でも、建築批評の立場から発言を...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.86-87