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No.14
『10+1』 NO.14
特集=現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築
編集協力=五十嵐太郎
定価=1,500円
発行者=水谷千加古
発行=INAX出版
編集制作=メディア・デザイン研究所
造本/デザイン=松田行正
227×182/271頁
ISBN=4872750837
1998年08月10日発行

★特集

[鼎談] 現代建築批評の方法──ジェンダー・人間中心主義批判・表象文化論・精神分析をめぐって | 土居義岳後藤武五十嵐太郎
[批評] 批評と盲目性 | 後藤武
[批評] 現代建築批評の方法と視点──批評のモード | 米田明
[批評] 建築批評は必要ない | 飯島洋一
[批評] 構成と批評──建築に内在する他者をめぐって | 南泰裕
[批評] モノとしての批評性と現在──フラヌールに化けぬこと | 岡田哲史
[批評] ズーム・バック・イン・トーキョー | 塚本由晴
[批評] 二元論と反復と逸脱の作法──戦後建築ジャーナリズムに見る建築批評の構図 | 田中禎彦
[批評] 現代建築批評の方法論 | 青井哲人
[批評] シンク(sink)にて──アブジェクシオンの建築 | ナディール・ラーイジD・S・フリードマン五十嵐光二
[批評] クローゼット、衣服、暴露 | ヘンリー・アーバック篠儀直子
[批評] メンズ・ルーム | リー・エードルマン瀧本雅志
[図版構成] 身体劇場──形式と空間 | 槻橋修笹置勇星岡由美子
[批評] なぜ建物ではなく女が装飾されねばならないのか──アドルフ・ロースをめぐる諸考察 | ジョージ・ハーシー篠儀直子
[批評] テルプシコラの神殿、あるいは「女性の空間」──一八世紀末パリにおけるデルヴィユ嬢の場合 | 土居義岳
[批評] 鏡像──第二次世界大戦以降のアメリカ建築における、技術、消費とジェンダーの表現 | ジョアン・オックマン赤川貴雄
[批評] 顔の喪失 | アンソニー・ヴィドラー大島哲蔵 訳+道家洋
[批評] 視覚を(が)開く──電子情報時代の建築 | ピーター・アイゼンマン丸山洋志
[対談] 建築の新たなフレームの構築──表現・技術論、近代主義批判を通して | 岡崎乾二郎中谷礼仁
[対談] 映画と建築の接線──海洋性をめぐって | 鈴木了二小林康夫
[図版構成+論考] 黒の表象──アフリカン・アメリカン・アーキテクトの憂鬱 | 五十嵐太郎
[図版構成+論考] 黒の表象──黒をめぐる博物誌 | 五十嵐太郎斉藤理
[批評] フリーズフレームス──写真と建築の横断線 | 福屋粧子
[批評] 「第三機械時代」のアルケミー──白・銀・透明をめぐるサブ・クロニクル | 吉村靖孝

★連載

[都市の断層線/切断線 2] 資本の地層──身体・空間像の変容 | 内田隆三
[非都市の存在論 10] エクリチュールの夢魔──漢字という(ス)クリプト | 田中純
[映像のトポス 2] 群衆のなかの道化──『群衆』(一九二八)における言説とアレゴリー | 中村秀之
[映像/写真 1] 建築と映画あるいは映画館の思考 | 北小路隆志
[都市の傷痕とRe=publik 1] 病理的なものの転倒 | 柿本昭人
[オルタナティヴ・スペース 1] 自律的な居場所としての〈サイベリア〉 | 木村重樹
[書物 1] 記号を解読しないということ──藤沢周『境界』の都市像 | 陣野俊史
[新・都市の下層民 1] 路上生活者 | 小倉虫太郎
[音 1] 都市の「音」/「耳」の論理 | 小沼純一
[ラディカリズム以降の建築1960s-1990s 2] D+Sの変タイ建築論──ポストヒューマニズムの身体へ | 五十嵐太郎
[Urban Tribal Studies 2] 今日のシャーマニズム | 上野俊哉
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