1959年生まれ。建築評論。多摩美術大学美術学部環境デザイン学科教授。
(最終更新:2009年3月31日)
[論考]
...メディアがユニット派を注目する 今年の後半、飯島洋一による「ユニット派批判」の論文が話題になっ... ...たね、ユニット批判。「住宅特集」最新号で、飯島洋一氏が若手ユニットを否定的に評価しています。...
『10+1』 No.22 (建築2001──40のナビゲーション) | pp.134-145
[1990年代以降の建築・都市 3]
...フラット派批判 昨年末、飯島洋一が「反フラット論──『崩壊』の後で 2」という文章を発表した★一... ...大のキャンパス 撮影=小松幸夫註 ★一──飯島洋一「反フラット論──『崩壊』の後で 2」(『新建...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.142-153
[論考]
...ひとつは三島由紀夫の「家」である。 建築家の飯島洋一は《三島邸》をこう記述する。 このように外... ...」を見ると、暖炉は実用性のないものらしい。 飯島洋一『〈ミシマ〉から〈オウム〉へ』 飯島は「近...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.154-161
[ラディカリズム以降の建築1960s-1990s 2]
二〇世紀最大のトラウマとして記憶される第二次世界大戦では、アメリカも未曾有の国家総力戦を体験したが、その終結後、戦時中に発展した多くのテクノロジーを解放すること...九九六年四月号にも簡単な紹介がある。なお、飯島洋一は「医療、儀礼、建築」 (『現代思想』一九九...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.249-260
[論考]
1 なぜ八〇年代なのか リヴィジョニズム リヴィジョニズム=re-vision-ism、という言葉を聞いたことがあるだろうか。ちょっと耳慣れない言葉かもし...いて多少なりとも論議を呼んだ 論文に、評論家飯島洋一の「ユニット派批判—— 『崩壊』の後で」★一...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.78-92
[批評]
私がはじめて批評を書いたのは二六歳の頃だったから、かれこれ一三年の歳月が経つことになる。その間に、映画や写真、美術や文学など、さまざまなジャンルの批評も書いたが、いつでも自分の肩書きを建築評論家としてきた。自分は建築評論家であるという気持ちがたえずあって、たとえ建築について一行も触れない時でも、建築批評の立場から発言を...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.86-87
[対談]
1 『ポスト・モダニズムの建築言語』の時代背景 日埜──今回の特集のテーマは「八〇年代建築を読み直す」としています。ポストモダンの建築に対する評価、あるいは距離...建築はない」というのがありますよね。先日、飯島洋一さんと会談をした時に解釈を巡って対立しまし...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.62-77
[会議2日目「福利更正」]
建築家は新奇なかたちや建築についての考え方を提案するのが仕事のひとつである。しかし彼らが社会的に有意義であるかどうかは、その新奇性が、同時に普遍性や社会的妥当性...デリック・キースラー「瞑想の洞窟」 出典=飯島洋一『終末的建築症候群』(PARCO出版、1994) 3──...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.106-107
[建築を拓くメディア]
白もの家電の批評は存在しない、それはなぜなのか、といった物言いを、ときどき自動車雑誌で見かけることがある。自動車には批評が存在し、白もの家電には批評が存在しない...を用いる人は多い。建築の門外漢である私は、飯島洋一と五十嵐太郎ぐらいしか日本に建築評論家はい...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.124-125
[キーワード]
連続と切断の言語風景── 1990年代の都市と建築をめぐって 南泰裕 たったいま終わりを告げたばかりの、1990年代の都市と建築を切り出して、「何かが確実に変わ...ド』 (オーク社、1994)「シティ・エッジ計画」飯島洋一『現代建築の50人』(INAX出版、1993)《マイクロ...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.68-87
[都市史/歴史]
都市史における五つの潮流 一九九〇年代の都市史関係の文献を回顧すると、それには大きく分けて次の五つの潮流があるように思われる。まずひとつめは新たな都市権力論の登...。商人定住地(ヴィック)の役割を評価。 1996 飯島洋一『王の身体都市──昭和天皇の時代と建築』(...
『10+1』 No.19 (都市/建築クロニクル 1990-2000) | pp.120-123
[鼎談]
建築と書物の親和性 永江朗──「建築家はどのように書物と関わるのか」というのがこの鼎談のテーマです。最初に素朴な感想をもうしますと、芸術家のなかで建築家ほど書物...も、そういう語りかたはだんだん難しくなる。飯島洋一さんの評論だと、思想よりも文学を感じます。...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.54-70
[鼎談]
建築と身体、ジェンダー 五十嵐── 今回の特集は、もともとは身体、ジェンダーなどの問題からスタートしました。僕は一九九〇年頃から美術史におけるジェンダーの問題に...── 妹島さんの建築はロジカルだと思います。飯島洋一さんの『王の身体都市』(青土社、一九九六)...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.62-81
[批評]
1 路上という〈驚異の部屋(ヴンダカンマー)〉 松山巖は著書『群衆 機械のなかの難民』の最終章で、丹下健三が一九八三年に篠原一男との対談で情報化社会における建...九八三)にも通底している。 ★一六──例えば飯島洋一の『王の身体都市 昭和天皇の時代と建築』(...
『10+1』 No.12 (東京新論) | pp.133-143