1901年生まれ。建築家。
(最終更新:2009年3月31日)
[インタヴュー]
『解体』の輪郭執筆──六〇年代アートシーンの坩堝から 日埜直彦──今回は『建築の解体』についてうかがいたいと思います。この本は建築における六〇年代の終わりを象徴...こってないという印象だった。六〇年代にはルイス・カーン、フィリップ・ジョンソン、ヴェンチュー...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.190-205
[インタヴュー]
...成のポール・クレ(ペンシルバニア大学でのルイス・カーンの師)経由のアール・デコなど、三〇年代... ...いという意識があったんですね。 磯崎──ルイス・カーンのフィラデルフィア計画が成立したのは、『...
『10+1』 No.46 (特集=宇宙建築、あるいはArchitectural Limits──極地建築を考える) | pp.172-181
[インタヴュー]
...ENT』の九六年のインタヴューでは磯崎さんはルイス・カーンのことばを紐解いて「生成される社会的な... ...明する理論に到達したとは思っていません。ルイス・カーンのフォームは六〇年頃、詩的なレクチャー...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.72-81
[大島哲蔵追悼]
...インド圏でのルイス・カーン(一九〇一─一九七四)の足跡は、アーマダバードの経営大学(一九六二... ...)在ると気づくように、違った扱いをしたルイス・カーン ここにはカーン自身も触れたくない深層心...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.172-180
[リード]
...てルイス・カーンが語ったフォームを意味すると言えるだろう。広く知られるように、ルイス・カーン... ...ラムにおけるアルゴリズムと同様の位相が、ルイス・カーンによってフォームという言葉で説明されて...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.70-71
[現代住宅研究 6-2]
...的に多い。 「窓には悪魔が住む」と述べたルイス・カーンの《フィッシャー邸》(一九六七)[図8]。... ...窓に求めたということなのだろうか。 8──ルイス・カーン《フィッシャー邸》 パース9──香山アト...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.23-28
[技術と歴史 4]
...ます。もうひとつは一九七七年に作られた、ルイス・カーンの《ブリティッシュ・アートミュージアム... ...ういう意味ではすごい建築だと思います。 ルイス・カーンの《ブリティッシュ・アートミュージアム》...
『10+1』 No.42 (グラウンディング──地図を描く身体) | pp.175-185
[批評]
...七九)の作品を分析する。スカルパの建築はルイス・カーンが指摘したように「ディテールが自然を崇... ...ールの概念の分析を始めるにあたって、次のルイス・カーンの言葉で始めるのがふさわしい。 スカルパ...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.90-101
[論考]
...員会の初代ディレクターとなり、四七年にはルイス・カーンやエドマンド・ベイコンらとともに大規模... ...一九五四年、ペンシルヴァニア大学SFA内にはルイス・カーンのスタジオが新しく開設された。彼は当時...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.161-172
[論考]
...していくと、ルイス・カーンのフォーム/シェイプ論も包含可能である。ルイス・カーンの設定は新プ...
『10+1』 No.13 (メディア都市の地政学) | pp.25-32
[インタヴュー]
切断という決定論 日埜直彦──これまで数回にわたり都市を中心とした磯崎さんの六〇年代の関心についてお伺いしてきましたが、今回はその都市への関心が建築へ折り返され...ことに注目が集まっていたのです。 例えばルイス・カーンの《リチャード・メディカルセンター》には...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.193-205
[作品構成]
「建築におけるセクション(断面図)の役割は死んだ」──米国、ペンシルヴァニア大学で教鞭をとる構造家セシル・バルモンドの言葉である。同大学建築学部は、二〇〇二年に...った。それまで同大の歴史を形づくってきたルイス・カーン時代の教授の大半が去り、代わりにアメリ...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.177-180
[建築の還元 2]
1 社会的歪像としての建築 建築が、例えば社会といった言葉で代称されるようなシステム(あるいはシステム化された活動の集合形態)をその背後で認識するとき、ほぼ例外...サリヴァン) [bRa]:形態は機能を啓示する(ルイス・カーン) 一般的なレヴェルにおいては反対称性に...
『10+1』 No.18 (住宅建築スタディ──住むことと建てることの現在) | pp.2-12
[作品構成]
1 アルゴリズムによる思考とフォームの提示 かつてルイス・カーンはフォームを提示することが建築の目標だと語った。私はこのフォームと呼ばれるもの、建築を構成する論...リズムによる思考とフォームの提示 かつてルイス・カーンはフォームを提示することが建築の目標だと...
『10+1』 No.48 (アルゴリズム的思考と建築) | pp.167-172
[ポストモダニズムと建築 6]
真に現代的と言いうる建築家にアレンジメントへの強い関心が見られるようになってきているのではないだろうか。ダイアグラムは九〇年代から建築を構想するうえで重要なツー...有性をそれぞれに提示しているのである。 ルイス・カーンが厳かにフォームギバーとしての自負を語っ...
『10+1』 No.37 (先行デザイン宣言──都市のかたち/生成の手法) | pp.44-45
[インタヴュー]
世界の都市、建築をめぐる旅 日埜──数回にわたり、六〇年代の都市に関する磯崎さんの取り組みについてお聞きしてきました。この時期は磯崎さんが都市デザイナーという職...ノがそのイメージをはっきり見せています。ルイス・カーンの《リチャードメディカルセンター》がで...
『10+1』 No.47 (東京をどのように記述するか?) | pp.167-175
[現代建築思潮]
海外建築情報の受容と読解 今村創平 今村──今回は「海外建築の受容」というテーマを取り上げてみたいと思います。まずは建築の文脈からは離れますが、資料として配りま...が「海上都市」を考えます。翌年の六〇年にルイス・カーンも参加した「世界デザイン会議」が東京で...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.47-54
[都市表象分析 18]
1 建築の「情念定型」 アルド・ロッシの『学としての自伝』(邦題『アルド・ロッシ自伝』)は、この建築家の記憶のなかの断片化されたイメージが、夢のメカニズムにも似...、ルドゥーからル・コルビュジエ、あるいはルイス・カーンにいたる「あらゆる過去の建築家が柱の陰...
『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.2-12
[大島哲蔵追悼]
...代の建物をエッチングで表現したものです。ルイス・カーンが、ピラネージが想像的に復元したローマ... ...部の扱いやレンガの積み上げた形。勘のいい人はカーンがこういう類型を上手に使っていることを思い...
『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.181-191
[現代建築思潮]
1日目:建築家の有名性──戦中・戦後の建築雑誌にみる丹下健三の表象 南後由和 南後由和──日本の建築家を取り巻く制度、建築ジャーナリズムの系譜を追いかけながら、...iamsonが、例えばフランク・ロイド・ライトやルイス・カーンなどの建築家が有名性を獲得する与件とし...
『10+1』 No.40 (神経系都市論 身体・都市・クライシス) | pp.27-44
[批評]
南方熊楠があこがれた男 一八八九年、当時二三歳だった南方熊楠はミシガン州ランシングに滞在し、読書と野外採集に専念していた。すでに四年目にはいった滞米生活であった...操作的な情報という概念に支えられている。ルイス・カーンの用語で言えば、「資料集成」である。そ...
『10+1』 No.02 (制度/プログラム/ビルディング・タイプ) | pp.122-131
[建築を拓くメディア]
建築系の映像といえば、デルファイ研究所からリリースされた「現代建築家シリーズ」が基本的なビデオといえるだろう。ロバート・ヴェンチューリとデニス・スコット・ブラウ...したい。ミース、フィリップ・ジョンソン、ルイス・カーンなど、巨匠の生の声を知ることができるか...
『10+1』 No.38 (建築と書物──読むこと、書くこと、つくること) | pp.134-135
[自然─環境]
...ト・スペースといったことをテーマとした、ルイス・カーンの《ソーク研究所》との比較を試みたく思... ...として整理し、それを計画のコアとする点では、カーンの「サーヴド・スペースとサーヴァント・スペ...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.148-151
[素材─構造]
妄想 東京に暮らしていると、隣接するビルとビルのあいだに空いたあの無駄な隙間にまったく違和感を感じなくなる。たしかにそれは普段なら見すごしていてもなんら不都合の...と同質のまなざしを最初に投げかけたのは、ルイス・カーンではなかったか。有名な「サーヴド・スペ...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.88-91
[鼎談]
...舞台裏を設計するように作り込んでしまう。ルイス・カーンの場合、それらを「サーヴド・スペース」... ...と「サーヴァント・スペース」という分類をしたカーンの頃から、設備は切り離して隠すべきという感...
『10+1』 No.35 (建築の技法──19の建築的冒険) | pp.72-87
[論考]
0 前口上 既存の環境に学ぶことは革命的である ロバート・ヴェンチューリ 『10+1』のように「シリアス」な雑誌の読者からすれば下らない設問に見えるかもし...た一九六〇年前後の仕事を取り上げている。ルイス・カーンのスタッフでもあったリチャード・ソウル...
『10+1』 No.50 (Tokyo Metabolism 2010/50 Years After 1960) | pp.62-76
[批評]
《バルセロナ・パヴィリオン》[図1]や《チューゲントハット邸》において用いられた、四本のアングルを組んでクロームメッキのプレートで包まれた十字柱は、ミース・ファ...していると考えるのが−般的である。例えばルイス・カーンの建築を眼にするとき私たちが感嘆するの...
『10+1』 No.16 (ディテールの思考──テクトニクス/ミニマリズム/装飾主義) | pp.110-112
[ルポルタージュ]
藤森照信《高過庵》 多くの人たちと同じく、僕も《高過庵》をはじめて知ったのは建築雑誌によってであったが、こうした少し突飛な建物を実現する藤森照信という人に対して...ムといった古典建築からル・コルビュジエやルイス・カーンの住宅といった現代建築のいくつかの平面...
『10+1』 No.41 (実験住宅) | pp.52-63
[スタディ]
...ではないだろうか。 フラーとルイス・カーン フラーとルイス・カーンは共に1950年代初めにイエール大... ...いのは、フラーはカーンから大きな影響を受けたと言っているのに対し、一方カーンは違った。「彼は...
『10+1』 No.49 (現代建築・都市問答集32) | pp.155-166
[批評]
...」に抵抗するものに相当するのは、例えば、ルイス・カーンによるフォート・ワースの《キンベル美術... ...る蒐集家たちのための家に反響し、またその一方カーンやモネオの構造のロジックは、表象的なファサ...
『10+1』 No.14 (現代建築批評の方法──身体/ジェンダー/建築) | pp.180-190
[論考]
...いの際にますます強くなりました。それは、ルイス・カーンがレクチャーをおこなったときのことでし... ...でした。恐らく人生の終わりに近づきつつあったカーンは、建築を極端に理想主義的な姿勢において語...
『10+1』 No.01 (ノン・カテゴリーシティ──都市的なるもの、あるいはペリフェリーの変容) | pp.224-230
[論考]
0 さしあたっては当然のことを言うなら、建築は目に見える秩序を扱う。特定の地点に特定の存在モードとしてつくられる建築は「見える」からだ。しかし、設計とはそれにつ...スミッソン夫妻のケンブリッジ・ウォークやルイス・カーンのフィラデルフィアの交通パターン図式も...
『10+1』 No.03 (ノーテーション/カルトグラフィ) | pp.16-28
[翻訳論文]
...ラ、ピノ・トリネーゼのヴィラ、19683——ルイス・I・カーン、ソーク研究所のためのドローイング、サ...
『10+1』 No.32 (80年代建築/可能性としてのポストモダン) | pp.93-104
[論考]
...ックはバックミンスター・フラーやアルバート・カーンの作品を撮ったこと、そしてシカゴ派の建物が... ...さをフルカラーで表現して見せた。続いてセントルイス市内の至る所から望まれるエーロ・サーリネン...
『10+1』 No.23 (建築写真) | pp.105-116