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ル・コルビュジエと日本

ル・コルビュジエと日本

高階秀爾, 鈴木博之
鹿島出版会、1999年、253ページ
ISBN=9784306043817

> 10+1 DATABASE内「ル・コルビュジエと日本」検索結果 (6件)

[現代建築思潮]

[討議/ブックガイド] 建築情報の受容再考 「正統性」から「生産性」へ/文化の受容・翻訳・発信を考察するためのブックガイド20 | 今村創平今井公太郎日埜直彦吉村靖孝

From Orthodoxy to Efficiency/ 20 Book Guides for the Study of Reception, Translation and Transmission of Culture | Imamura Sohei, Imai Kotaro, Hino Naohiko, Yoshimura Yasutaka

...い。 [本間健太郎] 高階秀爾ほか編『ル・コルビュジエと日本』(鹿島出版会、1999) 本書は、1997年に... ...。この例のように、明治の早い時期から民間レヴェではどん欲に西洋建築を取り入れ、キッチュとも... ...は明治も四〇年近く経っていた。しかし現場レヴェでは西洋建築の導入は先んじてどんどんやってい...

『10+1』 No.36 (万博の遠近法) | pp.47-54

[密集市街地論 2]

木造密集地区に住む──京島の例──密集市街地のジレンマ | 三宅理一

Living in Areas of High Density Wood Construction─The example of Kyojima: Dilemma of a High Density Zones | Miyake Riichi

先回、日本の木造密集市街地について問題を投げかけた。何よりもわが国の都市計画の盲点であり、この二〇年ほどの間に繰り返し議論され、さまざまな施策が試みられてきたが、いまなお問題解決の糸口が見えてこないところである。行政や住民協議会が手を変え品を変え何かを動かそうとしても、なぜか動きが芽生えてこないということで、無力感が覆...

『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.154-161

[密集市街地論 4]

密集市街地とアートマネージメント | 三宅理一

Dense Urban Areas and Art Management | Miyake Riichi

「どこにもあり、どこにもない」町 木造密集市街地の計画が一筋縄では行かないことは、これまでに何度も述べた。二〇世紀の負の遺産ともいうべき密集市街地を前にしながら、それを正に転ずる計画論がなかなか生まれにくい下地があったのは確かで、その点をブレークスルーするにはどのような考え方が有効なのかをここで若干検証してみたい。 実...

『10+1』 No.29 (新・東京の地誌学 都市を発見するために) | pp.205-211

[密集市街地論3]

木造住宅に罪はない──本当に負の遺産か | 三宅理一

Timbered House is Not to Be Blamed: It Is Adverse Legacy, Really? | Miyake Riichi

木造住宅密集地域、いわゆる木密地域の再生は、昨今話題となっている政府による「都市再生」プロジェクトの中心課題のひとつとなっている。大都市の中心市街地をかたちづくる狭小な宅地に、ほとんど隙間もないくらいぎっしりと詰まって建つ古い木造住宅群は、自然環境とマッチしゆとりある生活を保証する快適な住環境という都市計画上のゴールか...

『10+1』 No.28 (現代住宅の条件) | pp.167-171

[批評]

2 into 1──スタイン─ド・モンジー邸の思考プロセス | マルク・デュボワ+三宅理一

2 into 1: The Planning Process of Villa Stein-De Monzie | Marc Dubois, Miyake Riichi

コーリン・ロウは、『アーキテクチュラル・レビュー』誌一九四七年三月号で、ル・コルビュジエの「スタイン─ド・モンジー邸」(一九二六─二七)の平面とパラディオのヴィラ・マルコンテンタのそれを比較し、世界中の注目を集めた。そのことに刺激され、このル・コルビュジエのヴィラは数多くの研究者の研究対象となったのである★一。しかし、...

『10+1』 No.10 (ル・コルビュジエを発見する) | pp.191-197

[密集市街地論 1]

木造密集市街地を再考する | 三宅理一

Reconsidering High Density Wood Structure Zones | Miyake Riichi

なぜ密集市街地なのか どこかの町から鉄道で東京に向かうとしよう。新幹線でも私鉄でもよい。東京駅あるいは山手線のターミナルに向かって走るその車窓から眼に飛び込んでくるのは、変わりばえのしない建て込んだ家並みである。それが何十キロも長々と続く。県境である多摩川や江戸川を越え、ようやく都内に入っても、その状態は変わらない。遠...

『10+1』 No.25 (都市の境界/建築の境界) | pp.188-195